どうする!?リトル清原
巨人に行ってからおかしくなった。
巨人に行って、重圧に耐えきれなくなった。
巨人に行って、外様の疎外感を感じ、つい薬に手を出してまった。
巨人に行っていつも試合が満員で、打席に立つのがプレッシャーで堪らなかった。
巨人に行って、野村から薬を教わった。
FAで阪神に行ってたらこんな事はなかった。
田尾ヤスシと安藤優子がある番組の中で 巨人という球団が、清原を悪の道に迷い込まさせた等と巨人を悪者にしたがっていたが、残念でした。
西武時代の東尾監督一年目、1995年から、清原は海外キャンプでクスリをつかっていたと明らかになったのだ。それどころかプロ入り3年目の1988年からその噂はあるようだ。昭和63年から平成28年まで、ずーっとクスリとの関わりがある可能性がある。
清原には、嘘つきめ!と言ってやりたい。
親友の大魔神佐々木にも、オレはやってないと断言していたそうだ。佐々木も
その言葉を信じていた。私も一ファンとしてそれを信じていた。清原は嘘つきだった。
私は清原と同年代として高校時代を送った。当時の高校野球でPL学園といえば全国でもトップクラスの強豪校。
野球部に限らず運動部のレギュラー争いでは2年生3年生が幅をきかし、1年生がそこに割って入ることは普通ほとんどありえない。先輩の雑用や球拾いくらいしかやらせてもらえない。今年のPLは4番とエースが1年生と聞いて本当に驚いたものだ。
清原がPL1年生時代バッティング練習をさせてもらったとき、レフトに引っ張って打球を撃つと、2年3年の先輩たちが調子にのるな!とうるさくやじられるから 仕方なくライトに流し打つ練習ばかりしていた。それでライト打ちの技術が磨かれたと 後に語っていた。そのうちライトスタンドにポンポン放り込むものだから、怖い先輩も無言になったそうだ。
体育会系の運動部では1年生は上級生の奴隷に等しい。PL野球部だけで部員が100人以上もいて、ベンチ入りの15人に入るだけでも大変なのに、威張る3年生たちを差し置いて 1年生で4番とエースに指名された清原と桑田は、
どれだけ飛びぬけた存在であったろうか。この1年坊主の「KKコンビ」は甲子園大会で大活躍でPL学園を優勝させている。ついこの間まで中学生であったというのに!
巨人時代、東京ドームに行くと清原のユニフォームを着るファンが、一番多かった。HRを撃って、ひときわ歓声も高かった。間違いないスター選手だったのに、
ずっと薬物と共に打席に入っていたのかと思うと、情けなく悲しい。
江本孟紀氏が、その著書の中で「まともな本の一冊も読んだことが無いだろう」と清原の顔を語っていたが、その通りであった。
野球は一流でも頭が悪かったのだ、50億稼いだのに、今は文無し。
それを聞いて私はジャンボ尾崎を思いだす。ジャンボもゴルフの賞金で億万長者になったのに、民事再生手続きを受けている。
2人とも、技術は天才的で大金持ちだったのに、資産管理の点で頭が緩く、おまけに人が良くて悪い奴に騙されて、というパターンが似ている。
清原は、夜の銀座で一晩で500万円使った!などと得意げに言っていたそうだがそんなのは、単なるバカのやる事で何の自慢にもならない。
松田聖子、矢沢永吉 それぞれそっくりさん芸人がいるという事はそれだけ超大物である証拠だ。
清原本人はもうヤク中で再起は不能だろうが、リトル清原には頑張ってほしいなあ