今日は,「二眼レフカメラとは何ぞや」をテーマに書いていきますにひひ

【二つの目玉】

二眼レフカメラの大きな特徴といえば,もちろん大きな目玉が二つ縦に連なっているその外観だと思います目

じゃあ,何のために二つあるの?と思うのが当然の反応だと思います.

飾りでもなければ,3Dに写るわけでもないですよ(^O^)w

上の目玉(レンズ)がファインダー用のレンズ(ビューレンズ)で,下の目玉(レンズ)が撮影用のレンズ(テイクレンズ)ですビックリマーク


【二眼レフの外観】

下の写真が,前面からの写真(大きさの対比として目薬を並列してます,大きさのイメージつきます?)で,ファインダーは収納されてます.

晴れ時々ハレ

そして,ファインダーを開いた状態が下の写真になります左下矢印

晴れ時々ハレ

晴れ時々ハレ


【撮影スタイル】

ファインダーは上についているので,上からのぞいてピントを調節する必要があります.

晴れ時々ハレ

下の画像(※1)のように,ウエストレベルでカメラを保持して,上から覗き込んで,お辞儀するように写真を撮ります.

晴れ時々ハレ

一眼レフと違って,「さぁ,撮ってやるぞ!!」って雰囲気は出てこないので,撮られる人の心理的負担は軽減されるはずです(-^□^-)


【ブローニーフィルム】

そしてフィルムは,背面を開いてフィルムを充填させればOKです.

晴れ時々ハレ


フィルムはブローニフィルムという特殊なフィルムを使用する必要があるので,35mmフィルムと比べて,なかなかのコスト高となってしまいます.
・°・(ノД`)・°・


でも,35mmフィルムと比べて,約3.6倍の面積があるので,より鮮明な写真をとることができます.

下の2枚の写真が試し撮りした写真ですカメラ

晴れ時々ハレ

晴れ時々ハレ



二眼レフの特徴は,正方形の写真が撮れることです!!

通常の長方形と違った,雰囲気の写真が撮れるので楽しいですよチョキ


【二眼レフの歴史】

二眼レフの全盛期は今から60年ほど昔の,第2次世界大戦後の渾沌期の最中でした.

なので,お父さん世代の方々が,子どものころに見たことがあるとか,おじいちゃん世代の方々の青春のカメラとして,記憶されているようです.

しかし,一眼レフカメラが流行りだした以降は,残念ながら衰退の一途をたどることになります.

ですが,2008年にPowerShovelより発売された「blackbird, fly」(※1)という二眼レフのトイカメラが再びブームの火付け役となったようです(※2).

さらには,2010年に「大人の科学マガジンVol.25」の付録に組み立て式の二眼レフカメラが付録化され,じわじわ若い世代にも広がりを見せてきているようです.

僕は,blacbird flyも大人の科学マガジンの付録も持っていないですが,二眼レフが欲しいなぁって方は,この二つのカメラのどちらかから始めるのをお薦めしますよ.

理由としては,
①入手しやすいこと
②割と安価であること
③35mmフィルムを使っているのでコストパフォーマンスが高いこと
です.

首から下げて,そのまま覗き込んで撮影するスタイル...お薦めですグッド!


【左右反転?】

最後に,地味ながらも大きな特徴を説明します.

二眼レフの上からのぞくファインダーを見ていれば気づくのですが,このカメラ左右反転して見えます!?

というのは,下の図(※3)を見てもらいたいんですが,

晴れ時々ハレ

なぜ左右が反転して見えるのか?

それは,まず(4)のビューレンズを通過する際,光が上下左右反転します.

次に,(2)の45°に傾いた反射ミラーにより上下反転します.

このように,レンズにより上下左右反転し,鏡により更に上下反転した結果,左右が反転して見えますヽ(*'0'*)ツExcellent !!


長くなりましたが以上です.

【おしまい】(。・ω・)ノ゙


参考文献:
※1:blackbird,flyホームページ,http://www.superheadz.com/bbf/
※2:Wikipedia,http://ja.wikipedia.org/wiki/二眼レフカメラ
※3:http://www.mediajoy.com/mjc/camera_review/nigan/kouzou.html