今後ペットと渡英する方の参考になればと思い、
今回私たちがとったスキームを紹介します。(2013年6月成功経験)
※時間がなくAmebaLoginあまりしないので、ご質問を頂いても
レスができないかもしれません。
【1】全体の流れ
①日本(成田)からオランダ(アムステルダム)へKLMオランダ航空利用。機内持ち込み。
②オランダ(アムステルダム)にてEUペットパスポートを取得。
③アムステルダムからHook of Holland(オランダ語でHoek van Holland)へ電車で移動。
③Hook of Holland(オランダ)からHarwich(イギリス)へフェリーで移動。
Stena Lineを利用。ペットはペット室の中のケージで移動。(いつでも見に行ける)
④Harwichから私たちはManchesterまで電車で移動。
【2】現在のイギリスペットスキームについて
ペットと海外に行くには以下3つの手段があります。
①機内持ち込み(自分の飛行機チケットに追加料金支払い)
②手荷物として預ける=ペットは貨物室で移動( 〃 )
③Air cargoとして輸送会社に委託(自分の飛行機チケットとは全く別に手配)
イギリスへ飛行機で入国する場合、ペットは③でしか認められていません。
(イギリスから出国する場合は②がOKなAirlineもあるようです)
私たちの猫はてんかん持ちで、発作が起きたらすぐに対応できるよう
①で渡英できる手段を探し、【1】で紹介した手段をとりました。
なお、イギリスに船で入国する場合、以下2ルート見つかりました。
①オランダ経由
・KLMは機内持ち込みOK ・・・GOOD!!
・Hook of HollandからのStena LineはFoot passenger(車なしの乗客)
でもペットOK!!
②フランス経由
・Air Franceは機内持ち込みOK ・・・GOOD!!
ただし、その後フェリー会社を調べたところペットは車ごとフェリーに乗る
乗客のみとわかり断念。(→もしかしたら他のフェリー会社でFoot passengerOK
なところがあるかもですが・・・)
以上の結果により、オランダ経由・フェリーで渡英が決定しました。
【3】必要手続き
私たちは急な日本帰国にも備えられるよう、以下3つの視点で書類をそろえました。
①日本出国・日本帰国時の係留がなくなること(動物検疫所HPご確認ください)
②オランダ入国(オランダ大使館HPに詳細書かれてます)
③イギリス入国 (イギリスDefraの最新情報をご確認ください)
<<具体的手続き>>
★獣医にて
①マイクロチップ(ペラペラの紙がマイクロチップ証明なので捨てないでください)
②狂犬病の予防接種1回目(30日待機後③へ)
③狂犬病の予防接種2回目(7~14日後に④血液検査)
④狂犬病抗体の血液検査を受けるため、血清採取
採取した血清は動物病院から検査機関に郵送、結果は郵送で送られてくる
検査料金12,000円をあらかじめ銀行振込みし、振込明細を動物病院に提出する
⑤念のためマイクロチップ、狂犬病の証明書を英語で発行してもらいました
※①~⑤合計約3万でした。
★日本出国関連
①輸出検査申請書をネット(ANIPAS)入力する
*マイクロチップ証明書
*狂犬病予防接種証明書
*抗体価検査結果 を手元に用意して入力する
②輸出検疫の予約をする
*成田:0476-32-6664
*横浜:045-751-5973
私たちは飛行機が10:35で当日NGのため、事前に横浜で輸出検疫しました。
担当者の方はとても丁寧で、必要書類をメール添付で送り事前チェックして下さったり、
お役所の方とは思えない素晴らしい対応でした。
③予約当日輸出検疫をし、輸出検疫証明書(Export Quarantine Certificate)をもらう
※①~③無料です
★オランダ入国関連
①飛行機チケット購入・ペット機内持ち込みのリクエスト
格安航空券をネット(Enaトラベル)で購入し、旅行会社経由で機内持ち込みのリクエストをして頂きました。Enaトラベルさんは格安なのに、柔軟に電話・メールでペット持ち込みのリクエスト対応をしてくださり感謝しています。
②KLM基準OKなキャリーの購入
ホームページ上には高さ20センチ以下、と書かれていますがそんな小さなキャリーに10数時間閉じ込められないので、KLMFacebookに問い合わせたところ、ソフトキャリーなら縦46㎝・幅28㎝・高さ24㎝をお勧めします、と返事がもらえたので、こちらを購入。
JETSET
●サイズ/W50×D23×H23cm
●重量/約1.5kg
③EUフォームの記入
オランダ大使館にリンクがあります。横浜の動物検疫所ご担当がほとんど記入して
くださいました。
④出発当日は出発の3h前にチェックイン
200ユーロを円換算してチェックイン時に現金かクレジットカードで支払います。
他の方への配慮のためか、いっちばん後ろの席でした。優先搭乗させてもらえたし、
オランダでは後ろの扉があいたので、一番最初に降りれたしラッキーでした。
途中でトイレで少しキャリーから出してあげたり、おやつあげたりできました。
⑤オランダ到着後
何もなくスルーでした。自ら通関職員さんに、「私たちペット連れなんですが」と
申し出たところ、「何のためにオランダ来たの?」とだけ聞かれ、「留学です」と
答えて、「OKどうぞ」とのこと。。書類も猫も見ずにスルーでした。
★イギリス入国関連
①ペットパスポート取得
あらかじめアムステルダムの獣医に予約を取っておきました。
簡単な健康診断、エキノコックスワクチン(→Defraには書いてないのですが、
獣医さんが必要というのでやってもらいました)をしてもらい、ペットパスポート
発行し、40ユーロでした。
私たちがお世話になったのはVeterinary Clinic De Jordaan
電話で予約しました。
②Stenalineでペットの出国手続き
ペットパスポートを見せて、OKでした。
③イギリス到着時
何もチェックなし。Stenalineに一括おまかせしているようです。
以上、書類さえしっかり用意すれば、かなりスムーズに移動ができます。
【4】参考情報
①Stena Line
乗船料(一人):43ユーロ
ペットの追加料金:18ユーロ
個室(ゆっくり寝れて、ペットの様子がTVで見れておすすめ):18ユーロ
いつでも会いにいき、抱っこしたりできます。
部屋はもう一つ大きいサイズの犬用のお部屋がありましたが、そちらの
飼い主さんも会いに行ってました。
ケージはこんな感じです。
布団を貸してくれます。
ペット室はセキュリティーコードがかかっており、
ペットを乗せている乗客しか入れません。
②ペット可のホテル
★オランダ・Rotterdamにて
Grand Hotel Central
ダブルルーム・朝食込で56.5ユーロでした。
かなり古く、おすすめはできません。。。
★イギリス・Harwichにて
Hotel Continental Harwich
ダブルルーム・朝食込で93ポンドでした。
値段もオランダの2倍近くなので当然かもですが、
きれいでオシャレ、オーナーは親切で食事もおいしかったです。
エレベーターがなかったです。
以上です。みなさん無事ペットと旅行できますように!!!!
今回私たちがとったスキームを紹介します。(2013年6月成功経験)
※時間がなくAmebaLoginあまりしないので、ご質問を頂いても
レスができないかもしれません。
【1】全体の流れ
①日本(成田)からオランダ(アムステルダム)へKLMオランダ航空利用。機内持ち込み。
②オランダ(アムステルダム)にてEUペットパスポートを取得。
③アムステルダムからHook of Holland(オランダ語でHoek van Holland)へ電車で移動。
③Hook of Holland(オランダ)からHarwich(イギリス)へフェリーで移動。
Stena Lineを利用。ペットはペット室の中のケージで移動。(いつでも見に行ける)
④Harwichから私たちはManchesterまで電車で移動。
【2】現在のイギリスペットスキームについて
ペットと海外に行くには以下3つの手段があります。
①機内持ち込み(自分の飛行機チケットに追加料金支払い)
②手荷物として預ける=ペットは貨物室で移動( 〃 )
③Air cargoとして輸送会社に委託(自分の飛行機チケットとは全く別に手配)
イギリスへ飛行機で入国する場合、ペットは③でしか認められていません。
(イギリスから出国する場合は②がOKなAirlineもあるようです)
私たちの猫はてんかん持ちで、発作が起きたらすぐに対応できるよう
①で渡英できる手段を探し、【1】で紹介した手段をとりました。
なお、イギリスに船で入国する場合、以下2ルート見つかりました。
①オランダ経由
・KLMは機内持ち込みOK ・・・GOOD!!
・Hook of HollandからのStena LineはFoot passenger(車なしの乗客)
でもペットOK!!
②フランス経由
・Air Franceは機内持ち込みOK ・・・GOOD!!
ただし、その後フェリー会社を調べたところペットは車ごとフェリーに乗る
乗客のみとわかり断念。(→もしかしたら他のフェリー会社でFoot passengerOK
なところがあるかもですが・・・)
以上の結果により、オランダ経由・フェリーで渡英が決定しました。
【3】必要手続き
私たちは急な日本帰国にも備えられるよう、以下3つの視点で書類をそろえました。
①日本出国・日本帰国時の係留がなくなること(動物検疫所HPご確認ください)
②オランダ入国(オランダ大使館HPに詳細書かれてます)
③イギリス入国 (イギリスDefraの最新情報をご確認ください)
<<具体的手続き>>
★獣医にて
①マイクロチップ(ペラペラの紙がマイクロチップ証明なので捨てないでください)
②狂犬病の予防接種1回目(30日待機後③へ)
③狂犬病の予防接種2回目(7~14日後に④血液検査)
④狂犬病抗体の血液検査を受けるため、血清採取
採取した血清は動物病院から検査機関に郵送、結果は郵送で送られてくる
検査料金12,000円をあらかじめ銀行振込みし、振込明細を動物病院に提出する
⑤念のためマイクロチップ、狂犬病の証明書を英語で発行してもらいました
※①~⑤合計約3万でした。
★日本出国関連
①輸出検査申請書をネット(ANIPAS)入力する
*マイクロチップ証明書
*狂犬病予防接種証明書
*抗体価検査結果 を手元に用意して入力する
②輸出検疫の予約をする
*成田:0476-32-6664
*横浜:045-751-5973
私たちは飛行機が10:35で当日NGのため、事前に横浜で輸出検疫しました。
担当者の方はとても丁寧で、必要書類をメール添付で送り事前チェックして下さったり、
お役所の方とは思えない素晴らしい対応でした。
③予約当日輸出検疫をし、輸出検疫証明書(Export Quarantine Certificate)をもらう
※①~③無料です
★オランダ入国関連
①飛行機チケット購入・ペット機内持ち込みのリクエスト
格安航空券をネット(Enaトラベル)で購入し、旅行会社経由で機内持ち込みのリクエストをして頂きました。Enaトラベルさんは格安なのに、柔軟に電話・メールでペット持ち込みのリクエスト対応をしてくださり感謝しています。
②KLM基準OKなキャリーの購入
ホームページ上には高さ20センチ以下、と書かれていますがそんな小さなキャリーに10数時間閉じ込められないので、KLMFacebookに問い合わせたところ、ソフトキャリーなら縦46㎝・幅28㎝・高さ24㎝をお勧めします、と返事がもらえたので、こちらを購入。
JETSET
●サイズ/W50×D23×H23cm
●重量/約1.5kg
③EUフォームの記入
オランダ大使館にリンクがあります。横浜の動物検疫所ご担当がほとんど記入して
くださいました。
④出発当日は出発の3h前にチェックイン
200ユーロを円換算してチェックイン時に現金かクレジットカードで支払います。
他の方への配慮のためか、いっちばん後ろの席でした。優先搭乗させてもらえたし、
オランダでは後ろの扉があいたので、一番最初に降りれたしラッキーでした。
途中でトイレで少しキャリーから出してあげたり、おやつあげたりできました。
⑤オランダ到着後
何もなくスルーでした。自ら通関職員さんに、「私たちペット連れなんですが」と
申し出たところ、「何のためにオランダ来たの?」とだけ聞かれ、「留学です」と
答えて、「OKどうぞ」とのこと。。書類も猫も見ずにスルーでした。
★イギリス入国関連
①ペットパスポート取得
あらかじめアムステルダムの獣医に予約を取っておきました。
簡単な健康診断、エキノコックスワクチン(→Defraには書いてないのですが、
獣医さんが必要というのでやってもらいました)をしてもらい、ペットパスポート
発行し、40ユーロでした。
私たちがお世話になったのはVeterinary Clinic De Jordaan
電話で予約しました。
②Stenalineでペットの出国手続き
ペットパスポートを見せて、OKでした。
③イギリス到着時
何もチェックなし。Stenalineに一括おまかせしているようです。
以上、書類さえしっかり用意すれば、かなりスムーズに移動ができます。
【4】参考情報
①Stena Line
乗船料(一人):43ユーロ
ペットの追加料金:18ユーロ
個室(ゆっくり寝れて、ペットの様子がTVで見れておすすめ):18ユーロ
いつでも会いにいき、抱っこしたりできます。
部屋はもう一つ大きいサイズの犬用のお部屋がありましたが、そちらの
飼い主さんも会いに行ってました。
ケージはこんな感じです。
布団を貸してくれます。
ペット室はセキュリティーコードがかかっており、
ペットを乗せている乗客しか入れません。
②ペット可のホテル
★オランダ・Rotterdamにて
Grand Hotel Central
ダブルルーム・朝食込で56.5ユーロでした。
かなり古く、おすすめはできません。。。
★イギリス・Harwichにて
Hotel Continental Harwich
ダブルルーム・朝食込で93ポンドでした。
値段もオランダの2倍近くなので当然かもですが、
きれいでオシャレ、オーナーは親切で食事もおいしかったです。
エレベーターがなかったです。
以上です。みなさん無事ペットと旅行できますように!!!!