今から7年程前…
彼と一緒に暮らしていた私は、なかなか仕事を決めてくれない彼に別れを切り出した。
彼は酒に酔い、この時初めて暴れた。
最後の食事を摂る為に、仕事から帰った私は彼と近くの中華レストランへ行った。
そこで別れ話をしたのだ。
彼はマンションへ向かう帰りの車の中で、私に「もう一度考え直して欲しい」と何度も言ってきたが、その言葉に聞き飽きていた私は「無理」と言い続けた。
その時、いつものように酔っていた彼は突然、全てを失う覚悟になってしまったのか、運転していた私の車のハンドルを奪い急ハンドルを切った。
慌てて反対に切って急ブレーキをかけた。
幸い周りに車はおらず、ギリギリ単独事故にも至らなかったが、そんな事をされたのは初めてだったので危険を感じた私はすぐさま110番通報。
「助けて下さい!」と一言叫んだ瞬間、彼が携帯を奪い、真っ二つに折ってしまった。
一瞬の気の動転だったとゆうので、マンションのすぐ近くまで帰っていた私は彼を宥めながら駐車場へ停めて部屋へ戻った。
すると、戻るなり部屋にあった大きな観葉植物を足で蹴ってひっくり返し、部屋は土まみれ…
テーブルや、その他の物にまで当たり散らし出し、暴れ出した。
家の電話を取り、実家に電話。
姉が出たので、「助けて!」と一言いうと、姉は危険を察知してくれたのか、「すぐ行く!」と言ってくれた。
すると、またしても彼はその子機を奪い取り床に叩きつけ壊した。
この時は、酷い暴力を受けた訳ではないが、ベッドに投げ飛ばされたりした程度だった。
少しして、姉と姉の夫、母が駆け付けて来た。
彼が事の重大さに気付いたのか、酔いは覚めないけど我に返った様子だった。
時間は深夜0時を過ぎていた。
住んでいたのは千葉県の市川市。
彼の実家は東京都の目黒区。
姉が彼の母親に電話をしたが、事態の重さを理解出来てない様子。
「とにかくタクシーに乗ってでも今すぐ来て下さい」と姉が言うと、1時間足らずで到着した。
ソファーに並んで座っている私の母と彼の母に、彼はひたすら土下座をして謝り続けていた。
でも、こんな危険な場所に私を置いておく訳にはいかないと言われ、長年一緒に暮らした同棲生活は幕をおろした。
でも、ここが最悪な「負のスパイラル」の入口に過ぎなかったのかもしれない。。
