余命宣告 | りーりーは生後5ヶ月と11ヶ月で2度川崎病になりました。

りーりーは生後5ヶ月と11ヶ月で2度川崎病になりました。

16歳差の六人姉弟!りーりーとお姉達の育児日記

これは私の叔父(母の弟)の話しです。




3月5日の夕方5時半頃。

長女を会社に迎えに行き家に着いてすぐでした。


叔父の携帯からの着信。


電話に出ると電話の向こうから救急車のサイレンが聴こえ、知らない女の人の声で『○○さんの親族の方ですか?』と。


私は『はい』と応えると


女の人は、『○○消防署の救急隊員です。今○○さんを○○病院に救急搬送しています。これから○○病院の方に来ていただけますか?』


私は『三女の部活が6時で終わるので、迎えたらそのまま向かいます』と応え、夕食の支度を全て終え三女を迎えてそのまま病院へ向かいました。



病院に着いて受付で聞くと叔父は点滴室に居ると言われ行ってみると、少しダルそうにベッド横になり点滴をしていました。

                     叔父が私を見て『ゴメンな…』と。


私は『どおしたの?大丈夫?』と聞くと


叔父は『体がダルくてお腹の張りが酷くて苦しくなって自分で救急車を呼んだ』と。



そこに看護師さんが『これから先生が説明に来ます』と言われ待っていたら、別の診察室に呼ばれ説明が始まりました。



先生は『今日は救急だったのでCT検査はしていませんが、レントゲンを撮って解るのは、腹水が溜まって苦しくなっていた事と、肝臓がとても悪い状態になっていて肝硬変です。余命は1年はありません。』と…



私は先生に『この事を叔父は知っていますか?』と訪ねると


先生は『まだです…』


私は『本人にはまだ余命宣告しないで下さい。離婚したばかりで落ち込んでる所で余命宣告してしまえばきっと自分をなげやりにしてしまうと思うので…一度母に相談させて下さい…』



先生は『わかりました。では、月曜日に詳しく検査をするのでまた連れてきて下さい。もしかすると肝臓癌がみつかるかもしれない』と言われました。


先生ほ今度は叔父に説明する為に点滴室へ


先生『○○さん、今日は救急だったので詳しく検査出来なかったのでまた月曜日に詳しく検査しましょう。来ていただけますか?』と病状も告げづに優しく話してくれました。


叔父は『はい…わかりました。月曜日も先生が診てくれるんですよね?』


先生『はい!僕が診察しますよ』


とても優しく話してくれる先生に叔父は安心していました。




去年から何度か体調が悪いと救急搬送されていた叔父。


でも毎回どこも悪くなかったと笑って話していたのに…何故?



叔父には成人した子供が3人、去年の10月に離婚した元妻。



元妻は離婚届けを提出した後もお金がないからと叔父の家に同居していた。



自宅から救急車で搬送された日も家の中には息子と元妻が居たのに叔父に付き添う事もせず知らないふりをしていたらしい。


叔父はいつも電話で『俺に何かあったら頼りになるのはりーりーママだけだな!頼むぞ!』といつも言われていた。

叔父にとって姪っ子は私だけ、口は悪いけど優しくて義理人情に厚いひと。



あまりにも急な余命宣告。


私は急いで母の職場に電話をして事情を説明した。

母はショックで電話の向こうで泣いているのがすぐにわかった…



叔父の点滴が終わるのを待ち、叔父を私の家に連れて帰ると母が仕事を終えて帰宅していた。



私も母も平然を装い叔父に無理し過ぎて疲れたんだね!と。



叔父も家に帰っても誰も自分を看病してくれないからと、しばらく居させて欲しいと頭を下げた。




そしてここから考えられない色んな問題がおきる……








あまりにも色んな問題が起きすぎて私や母だけではどうすればいいのかわからない状態です。


少しずつその状況を書いていこうと思います。


誰か詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイス宜しくお願いします。