私が社会に出たての頃のお話をどうぞm(_ _)m
当時私が勤めていた会社では社長の気分しだいで朝礼らしきことを皆でしておりました
私の社長はその朝礼らしきことの中で、たまに歴史上の人物の格言
を引用して何かしら自分の思いのようなものを伝えようとしていました
しかし、普段の言動に一貫性がなく奥さんに内緒で夜な夜な、風◯に通い愛人らしき人に会いに夜の闇に消えていったり、私にアリバイ作りの責任者を任せてくれていた社長がそのような格言を用いると
逆に
「私はこんな難しい言葉をたくさん知っていて賢いんだぞ～
内面が薄いからこんな言葉で自分をすごいように見せるためにコーティングしているんだよ～」
というふうに見えてしまいとても心苦しく感じていました
当時の私にはそんなに寛容な心はありませんでしたが、私を可愛がってくれる社長に対して美化してあげたい気持ちもありました
このおっさんやってることと言ってることバラバラやし、夜の在り方にどんな大義名分があったとしても事実上は裏切ってる
夜の付き合いの仕事してると信じてる奥さんの気持ち考えるとすげぇ複雑…
俺の立場ではどっちもとれんな…
ま、でも世の中ってそんなもんなんかな
英雄色を好むっていうし、それが仕事をやり抜くモチベーションなら人それぞれでいいかもしれんし
俺ももしかしたら将来社長なったらそんな状況になるかもしれんし
奥さんが知らんなら知らんままで幸せならそれでもいいのかな、と考えてもいました
今となって思いますに
その人の発する言葉の重さはその人の生き様の重さと比例するということ
その人の発する言葉がその人の生き方そのもの。それは人生においてとてつもない影響を及ぼします
絶対に、うわべだけの言葉は通用しなくなるということも知りました
誰のことも信じようとせず、人を陰で軽く裏切り続けた社長はその数年後しばらくして姿を見かけなくなり
京都から引っ越したと風の噂で聞きました…
こないだ社長どうしてるかなと思ってググッていったら、東京の地裁の破産か倒産がわかるページ？に社長の会社の名前が載っていたのを見つけました。私の見間違いかもしれませんが…
社長からは、誰も見てないところでの自分はどうなのか？の大切さを教えていただきました
裏切っていながらも普段から円満を演じられる演技力とバランス感覚、精神的なタフさも、見る角度によっては学べる要素はたくさんありますし
今となっては自分が経営者になれて部下と最高の毎日をバチバチやりあえていられるのも
社長の怒濤の人生特訓で今の強い私を創ってくれたおかげだと感謝できます
社長もしこのブログ読んでたらすいませんm(_ _)mたぶんネットビジネスとかブログとか好きな社長だから読んでるかもです
ただあの時お互いにどんなにお金の絡みまくった複雑な別れ方したとしても当時は社長のこと本気で好きでしたよ
社長も誰にも言えず、人知れず悩んでいたんですよね
ただ俺はあん時、命がけで社長の借金をかわりに返しきった時外車買わずに気づいてほしかったんですよ…
世の中には、金だけじゃ動かせない奴もいるんだってこと
本当の気持ちだけでしか生きられない奴がいるんだってこと
社長小さい時から誰も信じられなくてそれが苦しいんだったら
絆だけで生きるこんな奴を少しぐらい信じてくれてもよかったのになって思ってます
俺は社長のおかげで人と信じあえることの素晴らしさをこの人生でやっと手に入れられましたよ
お互い忙しいしもう会うこともないっすかね？
どこかでもし会えたとしたらまたおもいっきし叱ってくださいよ
ただ社長が健康でいてくれて家族と幸せに暮らしていることを願っています
最後に
吉田松陰の格言
至誠にして
動かざるものは
未だこれ
あらざるなり
（誠意を尽くせば、動かないものはない、との意味）
最後までお読みいただきましてありがとうございました
このブログを縁して繋がる皆様m(_ _)m
負けないでください❗️
ではm(_ _)m
京都より誠意を込めて