娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)/西 炯子
¥420
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最初、書店でこの本を見た時

『…なんてタイトル?』

そんな初対面でした。





『東京の大手電気会社に勤める堂薗つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。
 そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。
 つぐみはそのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!?
 晴耕雨読女一匹人生物語、第1巻!!』
(本書裏表紙より)





『娚の一生』

表紙に付いているルビは

『おとこのいっしょう』

でもどれだけ調べても『おとこ』と入力しても『娚』と言う漢字は出てこなくて焦りましたよ。

『娚』とは『めおと』と読むみたいですね。

こんな漢字、このマンガに出会わなければ知らないままだったと思います。





何とも不思議な空気のマンガです。

微笑ましいし、ギャグな部分もあるのに、どこか寂しくて

でもそれも包むほどに暖かくて。

不思議な雰囲気。大好きです。





『発電所を作る仕事』をしているつぐみ。

しかも若くして課長さんです。

同年代の男なんか出る幕がないほどに1人で何でも出来る女性。

でも、男勝り、ではないような気がする。

美人さんだからかな?

ほんと、誰にも頼らずに1人で生きていけちゃいそうな女性。

そんな彼女の前に現れた、つぐみの祖母から離れの鍵を預かっていたという男性

海江田。51歳。

彼がまた、かっこいいんですよ。

おじさんなくせに。

いや、おじさんだからなのかな。

こんなおじさん目の前に現れたら、本気で惚れてしまいそう。

飄々としてるのに鋭くて。

自分勝手なのに優しくて。

ボケてるのにストレートで。

おじさんなのにかっこよすぎて。

惚れずになんていられませんよ。





最近Twitterで『おじプラス』なるもののRTが回っていたので、久しぶりに本棚から引っ張りだしてしまいました。

うん、これベースで作って欲しいよ。

おじさん最高。

振り回して困らせて眉尻下げながら苦笑されたいです。

オフで周囲に趣味を理解してくれる人が少なくて悲しいんですけどね。

あとは『リストランテ・パラディーゾ』とかも好き。

あれはジジが可愛すぎて吐血する。





んで

よくよく自分が好きになったキャラを思い返してみたら

圧倒的に年上のおっさん率が高いことに驚きを隠せませんでした。

30代の男性、素敵。

ってことを高校時代から言っていたような気がする。

終わってるなぁ、私。

年下や同年代は、見ている分には可愛くて好きなんですが(オンでもオフでも)

恋愛の対象として見れないんですよねぇ。

背の高い、やけにおっさん臭い弟がいるせいなのでしょうか?

自分より大人な人ばかり好きになっている気がする。

そして自分が子供過ぎて自己嫌悪に陥るというのが定石なんですがね。





ほんと

海江田さんみたいな大学教授、うちの大学にいれば良かったのに。

そしたら講義サボる確率、半分以下になった気が…しないでもない。

でも彼、女子大の教授だから、うちの大学は無理かぁ。





つぐみのような女性に

なりたいような、なりたくないような。

1人で何でも出来てしまう、まさに出来る女性なつぐみ。

そこはスゴく憧れる。

でも、1人で何でも出来すぎてしまって

それがなんだか、悲しく感じました。

でも3巻で、あることを進めるために頑張っている彼女は本当に素敵。

仕事で輝ける女性ってやっぱり素敵だなぁ。





そしてそして

海江田さんのお仕事モード(講演中)と、くつろぎモード(家でパン1)のギャップ。

結構好きです。

2人のじれったい感じも好き。





読み終わった後に

好きな人のことを考えて涙が出そうになりました。

絵もサラリとしていて読みやすいと思います。

でも、綺麗。





番外編が連載中とのこと。

『凛花』というらしいです。

早くこっちも単行本になって欲しい。

まこと君の事、書いて欲しいなぁ。





ほんと、海江田さんが素敵。(何度目)

お気に入りは2巻掲載の第8話のタイトルページ。

こんなおじさんいたらかっこよすぎて近づけないかもしれないです。





全3巻で完結ですので、手を出しやすい。

私も一気に買ってしまいました。

ただし、全部は書店になかったので取り寄せでしたけどね。

その手間を差し引いても十分な満足感です。

もっと年を重ねてから読んだら、また違う感想を持つのかもしれませんが

今の私には、大満足な3冊です。





さぁて

明日は何を、読もうかな





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