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語部屋

~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

【パンドラ童話集3】の稽古の後は、【まめ芝。】の本番でした。


稽古場で着替えやメイクを済ませて、皆で揃って会場へ向かいました。
『まめ芝。チーム』と兼任しているメンバーって、クラリス・トゥリビア・ゼロス・ミスターMCの人だったりします。
うん、主要キャラばかり…。

演出の島崎さんは、そのままパンドラの稽古に残る事に。
ですので、今日は瀬里香さんがサポートで来て下さいました。



会場に到着すると、すぐに演目転換の打ち合わせが―。
昨日と参加団体の組み合わせが異なりますので、それらに対応しました。

その後は、本番まで外待機。
演目終了後も外で待機と思いきや、客席に余裕がありましたので観劇する事に。



Aqua【豚さん。

掴みが上手くお客様の笑いが絶えない前半と、きっちり落とし込む後半との対比が見所でした。

I'NNさん。

日頃から不条理劇を行っているそうで、見た目を含めた独特の世界観にインパクトがありました。


公演後に思ったのは、「我々の演目は、お客様の目にどう映っているのか?」という改めての疑問。

我々にとっては、明日が最後の公演です。
今一度台本を読み返し、このチームだから出来る『面白い!』を見つめ直す事にします。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。


本日もいつものウォーミングアップから始まり、その後は全体台本を頭からおさらい。
動きの確認と共に、細かな演出がつきました。

以前でも似たようなおさらいをしましたが、繰り返し行う度に、身体と言葉が馴染んでいる様でした。
そしてその都度、新たな要素が追加されます。
練度と共に、面白さも増していくのです。


さて、これから先は、ここだけのお話。

パンドラ童話集3は、4つの物語のオムニバスです。
オムニバスと聞くと、異なる演目の作品群を思い浮かべる方も居るかと思いますが、当公演では密接に繋がり合ったストーリーとなっております。

今回の公演は、『組戯曲』と名付けた独自の形式で行われます。
それぞれの物語が、大きな括りの『章』と、その中に内在する『節』で出来ています。

オーケストラやクラシックなどの楽曲をイメージして頂ければ、より分かり易いかと思います。

そしてそれを、パンドラ童話集3の演目と照らし合わせてみましょう。



第1楽章第1節
天使に恋物語を

第2楽章第2節
フル・スカーレッド(傷だらけの赤)

第4楽章第2節
インザストーム(嵐の中で)

第5楽章第1節
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割愛しておりますが、それぞれの『章』にも、ちゃんと題名があります。

さてさて、上演される演目が『抜粋』である事にお気付きになられたでしょうか?
こちらもオーケストラで例えるならば、演奏会。
これも1節毎に完結したお話だから出来る事なのですが、その反面、全てのお話ともなると膨大な数になるのです。

今回の公演では上演されない多くの物語達。
もしかしたら、また別の機会でお目見えする事があるかもしれませんし、無いかもしれません。

ともあれ今は、この4つの物語を届けるべく活動しているのです。


そしてそれらの物語達は、どんなお話なのか…。
その探求の……はじまり、はじまり。

本日、『まめ芝。陸』に出演致します!!



演目は、【おななしのくにのお姫様】


1/25日(土) 19:00~20:45

兎亭
練馬区旭丘1-46-15金健ビルB1
最寄り駅『江古田駅』または『新江古田駅』


※他団体や期間などの詳細は http://blog.livedoor.jp/ma_me_shi_ba/


お越しの際は、チケットをお忘れなく。