《ミスターMC》選ばれた演目達 | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。


本日もいつものウォーミングアップから始まり、その後は全体台本を頭からおさらい。
動きの確認と共に、細かな演出がつきました。

以前でも似たようなおさらいをしましたが、繰り返し行う度に、身体と言葉が馴染んでいる様でした。
そしてその都度、新たな要素が追加されます。
練度と共に、面白さも増していくのです。


さて、これから先は、ここだけのお話。

パンドラ童話集3は、4つの物語のオムニバスです。
オムニバスと聞くと、異なる演目の作品群を思い浮かべる方も居るかと思いますが、当公演では密接に繋がり合ったストーリーとなっております。

今回の公演は、『組戯曲』と名付けた独自の形式で行われます。
それぞれの物語が、大きな括りの『章』と、その中に内在する『節』で出来ています。

オーケストラやクラシックなどの楽曲をイメージして頂ければ、より分かり易いかと思います。

そしてそれを、パンドラ童話集3の演目と照らし合わせてみましょう。



第1楽章第1節
天使に恋物語を

第2楽章第2節
フル・スカーレッド(傷だらけの赤)

第4楽章第2節
インザストーム(嵐の中で)

第5楽章第1節
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割愛しておりますが、それぞれの『章』にも、ちゃんと題名があります。

さてさて、上演される演目が『抜粋』である事にお気付きになられたでしょうか?
こちらもオーケストラで例えるならば、演奏会。
これも1節毎に完結したお話だから出来る事なのですが、その反面、全てのお話ともなると膨大な数になるのです。

今回の公演では上演されない多くの物語達。
もしかしたら、また別の機会でお目見えする事があるかもしれませんし、無いかもしれません。

ともあれ今は、この4つの物語を届けるべく活動しているのです。


そしてそれらの物語達は、どんなお話なのか…。
その探求の……はじまり、はじまり。