《ミスターMC》遊ぶ為に必要なこと | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。


本日の1日稽古をご紹介。



前半は、さながら個人面談の様なものを行いました。

個々が気になっている、『演目』『設定』『衣装』『道具』などを確認をしました。
それぞれが疑問に思っていたことを、1つ1つ解決していく感じでしょうか。

長友美里様は、自分の演じるクラリスの人物像や背景について。
古島緑様は、台詞の意味合いや心情について。
他のメンバーも、役について確認をしていた様でした。

深い世界観だからこそ、こういった時間も必要になります。
役によっては、この公演だけでなく、様々な作品との関連性も出てくるでしょうし。
大変な作業ではありますが、お客様によりパンドラワールドを楽しんで頂く為には、先ずは参加者がその世界を知らなければなりませんから。


後半は、全体台本の冒頭から中盤にかけて行いました。
台本が改定され、調整中だったところも決まりました。

そして、端役の仮決めを行いました。
今現在も、アンサンブル参加者の募集をしている最中です。
その結果次第では変更となるでしょうが、稽古を進める為にも暫定的に振り分けました。

さて、その全体台本と言うのは、進行台本の役割もあり、私(わたくし)ミスターMCが主に喋っております。
ただし進行役だけに、人一倍、お客様との距離感や立ち居振る舞いに気を配らなくてはなりません。

本日の稽古では、その様な『動き』に関して重点的に行いました。



正式な演出が付いていない今だからこそ、もっと色々と遊んでいきたい―。

誰もが、そう思った事でしょう。

台本を手放し自由になる為の…はじまり、はじまり。