《ミスターMC》台本完成 | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

語部屋-PP3アイコン

皆様こんばんは、ミスターMCです。


本日の稽古にて、【パンドラ童話集3】における全ての台本が揃いました。
顔合わせから2週間と少し―。

過去最速記録です。

しかもなんと、『天使に恋物語を』以外の3作は、改訂版(Ver.2)です。


皆様にご披露するまでには、まだまだ手直しをするかとは思いますが、台本完成と言っても差し支えないでしょう。


語部屋-台本組

写真は、仲間達と台本を組んでいる場面です。
3作共に、丸々差し替えですので、合計49ページ分もの量になりました。



このタイミングでの台本完成。

(わたくし)個人の感想を述べるならば、「予想以上に早かった」でしょうか。

何故なら、演目の一部が今までと異なる手法で作成されていましたので、もう少し時間がかかると踏んでいたからです。
原作・作家陣の皆さんが、それだけ尽力して下さったと言う事でしょう。
Yunomi様しいか様エニシミナモ様には、心からの拍手をお贈り致します。



今期、人によっては、このVer.2から台本を覚え始める事になります。

これは台本を覚える必要性の少なかった、第1期や第2期(『シ、イワク』を除く)とは大きく異なる点でしょう。


初期稿であるVer.1でも最後まで書かれてはおりますが、演者に流れや雰囲気や設定を伝える側面もあります。
そして作家陣も、実際の配役の上で、声を聞いたり遣り取りを見たりしながら、台詞や構成を整えていきます。
その工程の中で削ったり増えたり、場合によっては大幅な修正が入りますので、覚えるのはVer.2からとなりました。

オリジナルの作品で、尚且つ、座付き作家が居るからこそ出来る事なのかもしれませんが―。


さて、お話を稽古に戻しましょう。


本日では、『インザストーム(嵐の中で)』『フル・スカーレッド(傷だらけの赤)』の2本を読みました。
残る『cache-cache』は、木曜日の稽古にて読まれることでしょう。

読んだ感想は、「三者三様」と言うべきでしょうか。
方向性が違うからこそ、それぞれの持つ『面白い』が見えてきました。


今日で台本が揃いました。

その一方でキャストが揃うのは、追加募集の締切である12/25を過ぎた頃になるでしょう。


ですので、軸となる役以外が決まっておりません。

しかし、それも何のその。

台本読みの際は、全員が未決定の役の台詞を率先して言っているのです。

更に、「この役は私が読む」と言わんばかりに、誰よりも積極的に取り組んでいる方も居られるくらいなのです。


皆さん、とても熱心で、これからの稽古にも期待が持てます。

勿論、これから仲間になるであろう、未来の共演者の方の登場も楽しみにしております。



語部屋-家庭教師!?
打って変わって、こちらは台本の確認をされている茅野奏様島崎僚慈様

「まるで家庭教師のようだ」と、誰かが例えておりました。

どっちが先生で、どっちが生徒か?

その答えは、稲江鮭様のブログにて発表されている様です。

http://ameblo.jp/salmon7648948/entry-11716581308.html



台本同様に、キャスト陣もVer.2になっていくことでしょう。

その移行の…はじまり、はじまり。