皆様こんにちは、語部の横溝
です。
ATPブログの更新はしているのですが、自分の記事を書くのは約1ヶ月振りだったりします。
さて先日、6月公演【You Know Me?】
が無事に はねました!!
今回は『制作』ということで、受付で皆様をお迎えしておりました。
実は私 ATP旗揚げ(?)からのこの6年間、公演の受付を経験したことがありませんでした。
ワークショップやイベントなどで似たようなことは少なからずありましたが、ここまでの規模のものは初体験でした。
常連のお客様からも「あれ、出ないの?」や「次、いつ出るの?」とお声を頂き、いつも何だかんだで舞台上に立つことを許されていたのだと実感しました。
しかし残念な事に、来年までその声にお応え出来る予定はないのですが…。
そして この公演を通して、自分の考えがより明確になりました。
それは『舞台上に立つことだけが、やりたいことではない』という事。
『変わり者』が集まると言われるこの業界の中でも、私は昔から『より変わり者』だったようです。
この道を志した養成所時代から 講師の方に『変わり者』と泊を頂き、最近も倍以上年の離れた先輩役者からも『変わり者』と言われました。
当時は《演技スタイル》なのかと思っていましたが、どうやら《考え方》なのではと改めて思う今日この頃。
自分にとって『公演』は、『企画』の中の1つの要素でしかありません。
更に言えば、『演目』は『公演』の中の1つの要素でしかないのです。
殆どの役者の方が、『演目』に出て「お客様に披露すること」に努力をされるのだと思います。
しかし私は、『企画』の視点から「お客様を楽しませること」に喜びを感じるようです。
ですので 演者であっても制作であっても、私がやることは変わりません(表か裏かの差はありますが)。
団体運営に携わっているからこそ、更に強固になった『より変わり者』(役者ではなく語部と名乗っている由来も この辺にあります)。
そんな考えになることを予言していたかのように、今年は7月・8月・10月の公演も制作として参加します。
受付で『より変わり者』を見つけた際に、お声掛け頂けると嬉しいです。
そして機会があれば、舞台上でもお会いしましょう!!