【パンドラ童話集1】の1週目が終わりました。
その時の様子を、少し振り返ってみます。
現地入り
2週目と会場が異なりますので、千駄ケ谷駅に集合してから向かいました。
皆さん不安や緊張もありましたが、それ以上に本番が楽しみといった表情でした。
読み芝居ということで、大掛かりな仕込みはありませんでした。
『最低限の道具で最大限の効果を出す』、いつものATPな感じでしょうか。
客席が近いこともあり、演者の声量と音響のバランスが重要です。
会場アナウンス用のマイクテストも行いました。
照明チェック
プロジェクターでの画像投射があるので、明るすぎると画像が見えなくなってしまいます。
逆に暗すぎると、演者が台本を読めなくなってしまいます。
更に演目の雰囲気もあるので、納得がいくまで何度も調整しました。
パンフレット作りも行いました。
ATP関連のペーパーだけでも、挟むものが結構ありました。
グッズ
今回のグッズは、お店に並んでいても不思議でない位にクオリティーが高いです。
ですので、ラッピングにも今まで以上に力を入れました。
本番直前
衣装に着替えてリハーサルをし、後は お客様を待つばかり…。
上演時間90分の間に、これまでの全てを お客様に届けます。
そして迎えた本番―
演者の皆様の底力でしょうか、稽古中になかった色や表情などが出てきました。
役者というものは、ちょっとしかきっかけで《化ける》ものですから…。
今回は、本番そのものが良い変化をもたらしたのかもしれません。
私自身も、楽しませて頂きました。
表現集団ATPでは、最後の演目が終わるまで アンケートを見ない決まりになっています。
それでも、上演後のお客様との交流で分かることもあります。
パンドラワールドそのものに興味を感じた方、3種類の読み芝居にそれぞれ関心を持った方、3つの演目の関連性に気付いた方、グッズのクオリティーに驚いていた方―
ご来場下さった方それぞれに、何かしら感じるものをご提供出来た様に見受けられました。
今週末から、2週目の本番です。
この良い空気感を残しつつ、更に面白いものに仕上がるよう努めてまいります。