葛飾北斎の龍図の切り絵、途中経過も載せてみます。
私は、黒画用紙に下絵のコピーを重ねて、ホチキスで留める古典的スタイル。
アートナイフ(デザインカッター)で、地道に切っていきます。
保存している画像は、作業している面を裏から写したものです。
まずはお顔が肝心。
ここを失敗したら、最初からやり直しです。
ぬん
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/dd/e8/j/o1080088515396967350.jpg?caw=800)
↑
から、2時間通して作業して、
下↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/7c/fe/j/o0607108015396967353.jpg?caw=800)
2センチしか進まないね!
見通しの甘さに絶望したね!
絶望してても始まらないので、あとは日常のスキマ時間にちみちみと進めていきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/06/7c/j/o0607108015396967356.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/62/ae/j/o0607108015396967359.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/28/22/j/o0607108015396967361.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/6b/6d/j/o0607108015396967365.jpg?caw=800)
うろこうろこうろこ〜♪と歌いながら切っていたら、氏(夫)に心の底からという声音で
『気持ちが悪い…
』と言われました。
ひどいね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/ed/9d/j/o0607108015396967372.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/11/a7/j/o0607108015396967375.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/f9/41/j/o0607108015396967376.jpg?caw=800)
本体がだいたい終わったら、最後の波に入ります。
北斎ブルーのグラデーションを、むりやり黒白のゼロヒャクで表さないといけません。
切り絵のつらみ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/2f/08/j/o0607108015396967381.jpg?caw=800)
飛沫が細かくて、うまく切り抜けないし、写真に写らない。
ただ穴を開けたところで、人の目にわからないものは意味がない〜頑張れ自分わっしょいわっしょい
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240203/15/atoriel-rada/f5/fe/j/o0986108015396967384.jpg?caw=800)
この時点で、仕上げのバリ取りは終わってないけど、画像を撮る時間も惜しんで提出。
ここから、コラボ相手の人に託します。
はい、実は今回これで終わりではないのです。
(これはこれで、後ほど額装して仕上げるかと思いますが)
元の絵は、葛飾北斎が、わが町長野県小布施町に滞在した時に制作した、祭屋台の天井絵です。地元民は親しみがありますね。
小布施にある、北斎美術館に展示されています。
さ。
あとは野となれ山となれ〜(ノ≧∇≦)ノ ミ ┻━┻