葛飾北斎の龍図の切り絵、途中経過も載せてみます。

私は、黒画用紙に下絵のコピーを重ねて、ホチキスで留める古典的スタイル。
アートナイフ(デザインカッター)で、地道に切っていきます。

保存している画像は、作業している面を裏から写したものです。

まずはお顔が肝心。
ここを失敗したら、最初からやり直しです。

ぬん
から、2時間通して作業して、
下↓

2センチしか進まないね!
見通しの甘さに絶望したね!

絶望してても始まらないので、あとは日常のスキマ時間にちみちみと進めていきます。




うろこうろこうろこ〜♪と歌いながら切っていたら、氏(夫)に心の底からという声音で
『気持ちが悪い…凝視と言われました。
ひどいね。


本体がだいたい終わったら、最後の波に入ります。
北斎ブルーのグラデーションを、むりやり黒白のゼロヒャクで表さないといけません。
切り絵のつらみ。

飛沫が細かくて、うまく切り抜けないし、写真に写らない。
ただ穴を開けたところで、人の目にわからないものは意味がない〜頑張れ自分わっしょいわっしょい
この時点で、仕上げのバリ取りは終わってないけど、画像を撮る時間も惜しんで提出。

ここから、コラボ相手の人に託します。
はい、実は今回これで終わりではないのです。
(これはこれで、後ほど額装して仕上げるかと思いますが)

元の絵は、葛飾北斎が、わが町長野県小布施町に滞在した時に制作した、祭屋台の天井絵です。地元民は親しみがありますね。
小布施にある、北斎美術館に展示されています。

さ。
あとは野となれ山となれ〜(ノ≧∇≦)ノ ミ ┻━┻