夫は、元公務員(後に民間企業となった)で普通の会社員でした。

 

同じ職場で40年以上も勤務してきた事を考えると、本当にすごいなと思います。

 

私は、夫の事を尊敬しています。

 

仕事を定年まで頑張ったから、お父さんは偉いんだよ!とかいう理由ではありません。

 

夫は仕事以外でも、パワフルに活動していました。

 

ミュージシャンとして、です。

 

今でいうところの”二刀流”をずっと続けていました。

 

お祭りやイベントは、ほとんど土日祝日なので一緒に行く時もありました。

 

私は、音楽をしている夫の姿が大好きでした。

 

さかのぼれば夫と出会った頃、初めて誘われたのが夫の後輩のロックバンドガレージライブでした。

 

二度目は、クラシックコンサートでもちろん大ホール。

 

三度目は、自分が所属するジャズオーケストラで、ビッグバンドというライブハウスでした。

 

当時夫は、髪が腰ぐらいまで長くポニーテールのように結んでいましたから、結構目立っていました!

 

そういう何だか人と違うところに、世間知らずの私は惹かれたのかもしれません。

 

言い換えると、変な人、只者ではない、扱いずらい存在、と他人から思われてもおかしくないでしょう。

 

でも、かく言う私も変人の一人(アニメオタク)なので同調してしまったようです。

 

音楽を好きな人に悪い人はいない!(個人的意見)

 

譜面を見て編集したり、楽器を磨いたり、手入れもよくしていました。

 

そして譜面♪を描けることが、人並外れていると感じていました。

 

本職を持ちつつ、音を楽しむという”天職”に没頭した彼の生き方が、私にとっては尊敬できるところなのです。

 

歳は一回り違いますが、いつも身近に夫がいてくれて安心していました。

 

但し子供が小さい頃、夫が家にいない事が多かったので大変な事もありましたけどね。

 

逆に、子供たちと一緒に自由に過ごせたことがありがたかったと、今になって思います。

 

お互い、芸術家で自由人である夫婦の楽しい生活がずっとずーっと続くと思っていました。

 

4年前までは・・・

 

 

<続きは後日書きます>