週末、研修会でアレルギーと食事の話を聞きました。
臨床経験たっぷりの先生の話で、ものすごく納得・同感・共感するものでした。

食品の除去を無意味に続けることは、ある意味それだけで虐待だと。

私が出会うお母さんたちにも、いろんな方がいらっしゃいます。
ただ、なんとなく除去し続けている方
主治医の指示をきちんと守り続けている方

このふた手に分かれるような気がします。

タダなんとなくのお母さんには、きちんとお話をしてあげると、
お母さんたちも除去のメリット・デメリットを理解してくださいます。
しかし、主治医の指示の元、除去している方には、
栄養士の立場から、余計なことはいえません。
「先生にお母さんから、いつまで?と聞いてみたら?」
くらいしか言えません。

子供の成長は早い!
除去のデメリットも考えてほしいと思います。
成長過程には、体の成長だけでなく、食べること全般、食べる機能・味覚・好みなどなどさまざまなことを学び身につけていきます。
除去により得るものばかりではないことを充分に心得ていてほしいと思います。

反対に本当に除去が必要な子は、きちんと除去する。
無意味な除去食にならないように・・・