本日、ではありません(笑)
日曜日の公演です。
まずはお芝居。
ネタばれ御免です。知りたくない方は ご用心を。
Eternal Voice ～ 消え残る想い ～
個人的に久々の正塚作品 まあ 退団公演には どうだろうね～ と
ちょっと 考えなくもなかった・・「ラストプレイ」とかね。
結論としては まる！ でしたが。
舞台はイギリス ヴィクトリア女王の時代。
古美術商・・ なんか 既視感あり。
古い墓を掘り返す・・これも 既視感あり。
政治的陰謀術策が絡む・・これは いつもの事だ。
いろいろな人が出て来て 敵対したり 仲間になったり
結構、複雑に入り組んだストーリーですし
霊媒師や夢のおかげで 時代が 突然 遡ったりしますし
難解だと思う人がいても 不思議ではないかも。
ただし！
ワタクシ達に限って言えば
ご贔屓様の演じた「メアリー・スチュアート」を観ているため
ああ！ そうか！ ここで、こう繋がるわけか！ と
めちゃくちゃ 感動するのでありました。
保坂知寿さんも 出た～ と思いましたよ・・はは。
主演コンビのふたりは
LOVELOVEではないのですが ほどよい関係を保ち 気持を添わせて
ラストでは 未来を予感させたりなんかしちゃって
（ここ ちょっと 「マジシャンの憂鬱」みたいです）
これで退団も悪くないよね と 思い直しました。
なにより 誰も死なないのが 良かったわよ。
お話として たいへんよく出来ているとは あえて申しませんが
そこを退屈させない、月組生のお芝居の確かさ というのか
こういう逆風の中でも 心一つに頑張るぞ みたいな芝居心を感じて
月組ファンとしては おおいに満足したのでありました。
お芝居 まるッ！