春から通っていた京都での講義が終了しました。
 

 

最終回の講義は 18世紀の京都画壇

 

狩野派とかの主流派ではない 若冲、蕪村、応挙、芦雪について。

 

この四人が 一時期 徒歩圏内に住んでいたという事実は

 

驚き 桃の木 でした。

 

(蕪村の旧居は なじみの呉服屋の近くなので 知ってたが)

 

 

若冲は 近頃 超有名人だから

 

京都錦市場の青物問屋の出身だと ご存知の方も多いはず。

 

そこから歩いて行ける範囲に みんな 住んでたんですよ!

 

これは スゴイわ。

 

 

この講義に刺激を受けたため

 

ひさびさに 『若冲』 (澤田瞳子著) を読んでみようと思い

 

書棚から取り出して 夜遅くまで 読んでしまいました。

 

仕事の締切 迫ってるのにぃ~ 涙

 

 

でも 澤田さんは やっぱ ええわ~

 

いままでの若冲の評伝を 見事に覆す展開といい・・

 

じつに自然な京ことばといい・・

 

京都の人が書いた京の小説って ほんと 胸に沁みます。