現代人は仕事に追われて、とかく運動不足になりやすい。
いわゆるフツウのビジネスマンにとっては、パソコンを使うことは必須の条件である。
事務系だけでなく、どんな仕事であれ、必ずといっていいほど、パソコンを使う場面に出くわさざるを得ない。
そこで新しく仕事を探すうえで、パソコンに不慣れな中高年や、 また若い人もパソコンの必要性に迫られてパソコンの訓練を受ける。
しかし、パソコンのやり過ぎによるいわゆる「テクノストレス」で体調不良を起こし、また、新たな問題を抱えることがある。
IT関連の仕事をやってきた人で特に若い人などは、うつ病や体調不良で仕事を辞めてくるケースが多い。
昔の人は「晴耕雨読」といって、晴れた日は外で畑を耕し、雨が降れば、家の中で本を読むことを勧めていた。
また貝原益軒はもっと積極的に「晴れた日は外を雨の日は家の中を歩き回れ」と言って、現代人の盲点を突いた良い助言を後世に残している。
実際に頭脳労働者であるほとんどの現代人にとっては音楽を聴いて、ストレスを発散するよりもむしろ、積極的に外に出て、歩くことの方が、健康を維持するためには、大切なのことなのである。