自分が何をやりたいか、自分にどんな適性と興味があるかなどの自己理解と
仕事に関する知識、労働市場に関する知識のほか、履歴書や職務経歴書の書き方、
面 接対策など、就職するためには各々のそれぞれの段階でクリアしてゆかねばならない要素がいくつもある。
これらを踏まえたうえで、更に考えておきたい別の重 要な要素がある。
それは会社の選び方だ。むしろこちらのほうが大切で、いかにしっかりした会社で長く働けるところを選ぶかが大切なポイントになる。
自分の 持てる力を十分に発揮でき、しかも長く働ける会社を選ぶことは考えただけでも、大変すぎて気が重くなる。
一気には進めないため、一歩一歩目標達成に向かっ て進んでいく必要がある。
自分ひとりでこれらの作業をこなしていくよりは、やはり就職のプロ(キャリアカウンセラー等)と相談しながら、進めていくことを お勧めする。
仕事に関する情報収集をする中で、会社の情報のどこを見たらよいかは、以下の3つである。まず、昇給、ボーナスがあるかどうか。
次に、育児、 看護、介護などの取得実績が最低1つはあるかどうか。
最後に資本金は4~5千万以上あるかどうか。などであるが、これは一つの目安と考えておこう。
できれ ば上記の3つをクリアしている会社であればよいが、更に欲を言えば、残業が30時間、40時間とやたらに多くないか、年間休日数が120を超えているかなども 需要な要素である。
ただし、現実はかなり厳しい状況であるため、決して自分ひとりで問題を抱え込まず、必ず専門家と連携して少しでも良い会社を選んで行くようにしよう。