暑い日、寒い日外回りはつらいです。でも、一番つらいのは雨です。
気持ちも滅入りますが、傘をさしながら大きなカバンを持って回る
のがたいへんです。
カバンの中にはたくさんのパンフレットが入って
います。これを一軒一軒チャイムを押しながら配って回るのです。
想像してみてください、雨の中を傘をさして大きなカバンからパンフレットを濡らさずに取り出してポストに入れていく。しかも、応対に 出た奥さんから「今忙しい!」と怒られ散々です。
そのうちに靴の 中にまで雨がしみ込んできます。背中も、ズボンの裾も雨にぬれ
ぼとぼとになります。雨宿りなどとんでもない、いつ係長がチェック
しにくるかわかりません。
こんなときの唯一の救いは、マリア様の ようなやさしい奥さんです。
「ごめんなさいね、買えなくて」 いえいえ、いいんです。あなたの優しい応対が私の雨で冷え切った 心を暖め、重い足を前に進めてくれるのです。
買っていただけたら 最高にうれしいです。でも、買っていただけなくても「ごめんなさいね」「ごくろうさま」の一言がどんなに癒されはげみになるか。
そういう方に出会えるのを楽しみにして毎日頑張れるのです。