最後のブログを書いてから2週間が過ぎていた

その間に私はひとつ歳を取った

また一歩“死”に近づいた

今日という日

明日という日

もうどうでもよくなる時がある

「生きる屍」

相反して…

今日 髪を切った

頭が軽くなった

気分転換できたと思う

明日もまた

今日とさして変わらぬ“時間”が待っている

明日は…

ランをスクールバスに乗せたあとは

ユウを病院に連れて行く

おまけにもう一つ憂鬱なことは

ランの歯の治療だ

下校後歯科医院に連れて行かなければ…

これはもう行く前からの心構えから気合を入れなければならない

先ず

歯科医院の玄関に足を踏み入れてくれるかどうか

  だましだまし連れて行くのだ

次は待合室から治療室に行ってくれるかどうか

  受付のお姉さんに上半身を持ってもらい、私が足を持って

  「よいしょ」と持ち上げ

  治療室に運ぶしかないのだ

その次は治療台に乗ってくれるかどうか

  これはもうランと私とのバトルである

  治療台にねじ伏せた私の“勝ち”でしか治療は始まらない

おとなしく治療を受けてくれるかどうか

  歯科衛生士のお姉さんが次々とランを抑えるのだ

  頭とあごを両手で挟むお姉さん

  両肩を両手で押さえるお姉さん

  馬乗りになった私は両手でランの両手を握り

  両膝でランの腰を挟む

  私のお尻の真後ろでは両足を押さえるお姉さん

さあ、歯医者さん、やっちゃって下さい

早く、早く!

しかし

開口器をセットするのにも一苦労

ランは何度も開口器をかわすので

歯医者さんも必死だ

“肩担当”のお姉さんを叱る

“足担当”のお姉さんを叱る

足担当のお姉さんはどうやら新人らしい

両手で足を抑えているだけではダメだということを

わかってくれたらしい

体ごとランの足に覆い被さった

それでも手強いランだから

足担当の新人お姉さんは「あ!あ!」と小さく叫びながら

「ランちゃんごめん!」などと口走りながら抑えるのに必死なのだ

あああああ~

明日もこんなカンジ?

あああああああ~

ヤダ、ヤダ、ヤ~ダ!

しかし私は

ランの母親であるから

明日は歯科医院に連れて行くのだ…

(生きることに積極的ではないにしろ)
  私がねじ伏せたランの上に馬乗りになったら