ゴダイゴ - ホーリー&ブライト
こんにちは。橋本です。
今の感覚からは、キャスティングされないようなキャラクターがあらわれ、予想外の組み合わせが、予想以上の化学反応をおこす。
そうして、突然変異のような作品が、次から次へとヒットしてしまう時代。
今日は、そんな時代にふさわしかった曲のひとつ、ゴダイゴの『ホーリー&ブライト』を紹介します。

ゴダイゴ
ゴダイゴ(GODIEGO)は、1976年に結成された日本のバンド。
「モンキー・マジック」「銀河鉄道999」「ガンダーラ」「ビューティフル・ネーム」などのヒット曲を生み出す。
メンバーは、キーボードのミッキー吉野、ボーカルのタケカワユキヒデ、ギターの浅野孝已、ベースのスティーヴ・フォックス、ドラムのトミー・スナイダー。
スティーヴ・フォックスは、宣教師になるために、のちに脱退している。
演奏の技術に関しては、歌謡曲の域をこえた雰囲気を感じさせ、音楽路線も先進的な形を目指していた。
その音楽スタイルの屋台骨は、キーボードのミッキー吉野によるところが大きい。
それは、「モンキー・マジック」のイントロでの、前衛的なシンセサイザーの使い方、歌謡曲ではありえないセンスからでもわかる。
しかし、一般的にゴダイゴを特徴づけていると感じるのは、英語による歌詞。
当時、一部を英語で歌うというのはあったのだが、「モンキー・マジック」のように前編を英語で歌う歌が、ヒットするというのには、誰もが驚きを隠せなかった。
英語では意味がわからない、という以上に、スムーズでやさしいタケカワユキヒデのボーカルが、ゴダイゴ独特の世界観、ヒットにつながっているのは、いうまでもない。
ゴダイゴは、1985年に一度解散状態に入るが、その後、単発で数回再結成。
結成30周年となる2006年以降からは、再結成を確実にし、精力的にライブをおこなっている。
西遊記
ゴダイゴにとって、切っても切り離せないのが、1978年から放送されたテレビドラマ「西遊記」。
西遊記は、孫悟空(堺正章)、三蔵法師(夏目雅子)、猪八戒(西田敏行)、沙悟浄(岸部シロー)による冒険劇。
天竺への旅の途中で度重なる災難を乗り越え、三蔵法師一行にうまれる絆や成長を描く物語となっている。
今のテレビドラマでは、考えられないようなキャスティングが用意され、演者の個性がぶつかり合い、予想外の化学反応がおこった、伝説に残るにふさわしいドラマ。
とくに、本来男性であるはずの三蔵法師に、夏目雅子を起用したところに、時代の勢い、ユニークさ、創造性を感じることができる。
なぜなら、それが常識の発想では、考えられないキャスティングだったからだ。
かっこいい俳優と、きれいな女優、ところどころに安定感のある脇役を配置するという、現在の予定調和なキャスティングスタイルと大きくかけ離れている。
そしてこの西遊記に、さらに化学反応をおこさせたのが、ゴダイゴ。
ゴダイゴは、西遊記のオープニング曲で「モンキー・マジック」、エンディング曲で「ガンダーラ」を担当。
音楽の面から、西遊記の緻密な世界観、イメージを、視聴者に強く印象づけるのに、大きな力を貸すことになった。
ホーリー&ブライト
「ホーリー&ブライト」は、ゴダイゴが1979年に発表したシングル。
西遊記IIのエンディングテーマにもなった。
遠い昔の話で新しいこの星が
いま生まれてぼくらの胸
清く照らしているよ
それはぼくらの心に
新しい地平線を
サァめざせと教えながら
強く輝いてるよ
闇を照らしているよ
Shining holy and bright
けがれない光りが
Oh so holy and bright
君だって見えるよ きらめくその星が
Holy & Bright |
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