TikTokの動画を見る

「集客や人材採用にTikTokを活用したいけれど、具体的に何から始めるべきかわからない」、「社内の人手が足りず、動画コンテンツの投稿が滞りがち。効果測定やコメント対応にも時間がかかってしまう」…そんな方におすすめなのが、TikTokのアカウント運用代行サービスです。

 

今回はTikTok運用代行サービスの具体的な内容や、利用するにあたってのメリット・注意点を整理しつつ、厳選した運用代行会社20社をご紹介します。

 

また、それとあわせて運用代行会社を選ぶ際のポイントや、実際にTikTokを活用している企業の成功事例についても解説します。TikTokを活用したい企業の経営者、マーケティング担当の方はぜひ参考にしてみてください。

TikTokとは

TikTokのイメージ

まずは、TikTokとはどういったサービスなのか、あらためて整理しておきましょう。

 

10憶人以上に利用されるショート動画のプラットフォーム

 

TikTokは最大180秒までのショートムービーに特化した動画プラットフォームです。スマートフォンで撮影した動画に編集(BGM・テロップの追加、エフェクトの挿入など)を加え、投稿・共有することができます。

 

中国のテクノロジー企業・Byte Danceが運営しており、2016年(日本では2017年)にサービスを開始すると、ソーシャルメディア史上最速となる約4年でユーザー数10憶人を突破。2022年第1四半期にはスマートフォンアプリのダウンロード数で第1位となりました。

 

縦型のショートムービーはスマートフォンユーザーの「ながら視聴」とも相性が良く、通勤・通学の移動時間や自宅でのリラックスタイムなど、毎日のようにTikTok動画を視聴するユーザーも少なくありません。

 

 

 

また、他のソーシャルメディアと同様、企業向けのアカウント(ビジネスアカウント)を開設することもでき、ショート動画の投稿、ライブ配信とあわせて、広告配信やハッシュタグキャンペーンを行うことが可能。無料で商用利用できる50万曲以上のBGMも用意されています。

 

実際にマーケティングに役立てている企業も少なくなく、店頭でのショッピングが難しくなったコロナ禍の状況下では、TikTokで紹介された商品・サービスがネット通販などを通じて爆発的にヒットする「TikTok売れ」という現象が、多くのマスメディアで取り上げられました。

YouTubeや他のソーシャルメディアとどう違う?

TikTokとYouTube、TikTokと他のソーシャルメディアとの大きな違いは、そのアルゴリズム(動画の配信頻度などを決める仕組み)です。

 

TikTokには独自のAIを活用したアルゴリズムが採用されており、投稿された動画のタイプや視聴したユーザーの属性、エンゲージメント数などを機械学習し、おすすめ動画として他のユーザーへと届けます。

 

簡単に言えば、TikTokでは動画そのもののクオリティとユーザーの反応・評価によってコンテンツの露出度、配信頻度が決まるということ。フォロワー数やチャンネル登録者数、動画の総再生回数が配信のシグナルとなる他のソーシャルメディアと違い、運用をスタートしてから日の浅いアカウントや一般的な知名度の低い企業のビジネスカウントも、動画の内容や構成を工夫することで多くのユーザーへアプローチできます。

 

また、YouTubeやInstagramと比べると、企業のTikTokアカウントはまだまだ多くありません。その点でも中小企業やベンチャー企業、スタートアップが参入しやすいソーシャルメディア、動画プラットフォームだと言えるでしょう。

TikTok運用代行とは

TikTok運用代行の仕事イメージ

続いてはTikTokの運用代行サービスについて。前述のとおり、TikTokはスマートフォンで撮影・編集したショート動画を手軽に投稿できるプラットフォームではありますが、ブランドの認知度アップや集客、売上拡大といった具体的な成果をあげるにはやはり、効果測定、コンテンツの分析・改善といった地道なアカウント運用業務が欠かせません。

 

そうした運用業務をクライアントに代わって引き受けるのが、マーケティング会社や動画制作会社の提供するTikTok運用代行サービスです。対応範囲は会社(委託先)によって異なるものの、一般的に以下のような業務が含まれます。

  • TikTokビジネスアカウントの戦略設計、開設、初期設定
  • アカウントのKGI、KPIの設定
  • 動画コンテンツの企画、シナリオ作成
  • 撮影、編集
  • 動画のアップロード(投稿)
  • ユーザーからのコメントへの返信
  • インサイト分析(効果測定)
  • 運用状況のレポーティング

委託先によってはこれらの業務に加え、TikTok広告の配信やインフルエンサーの手配、タイアップの支援まで対応できることもあります。

 

また、マーケティング会社や動画制作会社のなかには、TikTokアカウントのコンサルティングのみ手がけるところもありますが、運用代行業務においても、全体の戦略設計や目標設定、プランニングがベースとなるのは変わりません。そういった意味で、運用代行はコンサルティング業務まで含まれるワンストップなサービスが多く見られます。

TikTok運用代行を依頼するメリット

TikTok運用代行を依頼するメリットを探すイメージ

続いては運用代行のメリットとデメリットについて。TikTokアカウントの運用代行サービスを利用すると、具体的にどういった利点があるのか、依頼にあたってどんな点に注意すべきなのか、それぞれ2つずつに分けてまとめてみました。まずはメリットから見ていきましょう。

アカウント運用が安定化する

TikTok運用代行会社の多くは、過去の事例・実績をもとに、コンテンツの企画立案からクリエイティブ制作、効果測定まで豊富なノウハウを蓄積しています。また、多くのフォロワーを抱える人気インフルエンサー、動画クリエイターとパートナーシップを結んでいる会社も少なくありません。

 

そうしたノウハウ、ネットワークを活用すれば、突発的なアイデアや勘に頼ることなく、ターゲットに刺さるコンテンツを継続的に配信していくことができます。自社スタッフが手探りで運用する場合と比べ、認知度アップや集客、売上拡大といった具体的な成果にもつながりやすくなるでしょう。

炎上・トラブルを避けられる

ソーシャルメディアに炎上はつきものです。

 

とりわけ手軽に動画を投稿できるTikTokの場合、出演者が不用意な発言をしたり、ハメを外し過ぎた行動をとってしてしまったりすることでユーザーに不快感を与え、批判にさらされるケースが少なくありません。一度炎上してしまったアカウントを元の状態へと戻すのは難しく、企業としてのイメージを回復させるのにも、長い時間と大きなコストがかかります。

 

プロに運用を任せることで、こうした炎上・トラブルを未然に防げるのも、大きなメリットとなるでしょう。

TikTok運用代行を依頼するデメリット・注意点

TikTok運用代行を依頼するリスクのイメージ

それではデメリットを見ていきましょう。

コストがかかる

一方、デメリットとして挙げられるのは、まずコスト面です。詳しくは次章でご紹介しますが、マーケティング会社や動画制作会社にTikTokアカウントの運用代行を依頼すると、毎月30万円程度から依頼本数や内容によってはそれ以上の料金がかかります。

 

また、中長期でのアカウント運用を前提に、3ヵ月、6ヵ月、1年といった最低契約期間を設けている会社も多く、中小企業やベンチャー企業にとっての負担は決して小さくありません。

 

事業規模などによっては難しいこともあるとは思いますが、途中でアカウント運用がストップしてしまうようなことがないよう、依頼にあたってはあらかじめ社内の決裁を通し、きちんと予算を確保しておくのが大切です。

パートナー選びそのものが難しいことも

爆発的なユーザー増加を背景に、TikTokの運用代行サービスには多くの企業が参入しています。

 

実際に「TikTok 運用代行会社」というキーワードでGoogle検索すると、ヒットする会社の数は東京都内だけで100以上あります。このなかから自社に適したパートナーを見つけるのは簡単ではありません。依頼先をなかなか絞りこめず、アカウントの開設自体が後ろ倒しになってしまうようなこともあるでしょう。

 

そうした残念なケースを避けるためには、明確な判断基準を持つのが大事になります。具体的なポイントについては後ほど詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

TikTok運用代行を依頼する費用相場

TikTok運用代行を依頼する費用相場のイメージ

続いて、TikTok運用代行サービスの費用について詳しく見ていきましょう。他のソーシャルメディアやネット広告の運用代行と同様に、TikTok運用代行サービスの費用の主な内訳は人件費です。委託する業務量が増え、委託先のリソース負担が大きくなるほど、費用も高くなります。

 

一般的な相場としては、月6本から10本程度までの動画の制作・投稿と運用業務全般(戦略立案、アカウント開設、コメント対応、効果測定、レポーティングなど)がセットになったプランで月額30万円から50万円前後。制作・投稿する動画の本数によっては100万円前後になることもあり、会社によっては月額料金とは別に契約時の初期費用(10万円から50万円前後)が発生します。

 

また、TikTok広告を配信する場合は、アカウントの運用費用とは別に広告予算を用意しておく必要があります。その他、インフルエンサーの手配・タイアップ企画なども、オプションメニューとして別料金が設定されているケースが多いようです。

 

のちのちのトラブルを避けるためにも、「何を・いくらで・どこまで」やってもらえるのか、契約時にトータルの費用をきちんと確認しておきましょう。

 

ちなみに、TikTokの運用代行を請け負う会社のなかには、運用プランニングのみ、動画の投稿のみといった形で、クライアントの要望にあわせてスポット業務に対応するところも。社内である程度の人数の運用スタッフが確保できていて、とにかくコストを抑えたいという場合は、そうした会社のサービスを選択肢に入れて検討するのもおすすめです。

 

また、なかには成功報酬型(従量課金型)のサービスを提供している会社もあります。成功報酬型の場合、基本的に動画の再生回数に応じた料金の支払のみとなり、企画費や撮影費はかかりません。

 

こうした成功報酬型のサービスを提供している会社は決して多くはないものの、限られた予算でTikTokを始めたい企業、予算の無駄打ちをできるだけなくしたい企業にはパートナー候補の1つになるでしょう。

TikTok運用代行を選ぶ際のポイント

TikTok運用代行を選ぶ際のポイントを説明

ここまでTikTok運用代行サービスのメリットやデメリット、費用の相場についてご紹介してきましたが、実際に委託先を選ぶ際はどのようなポイントに目を向けるべきなのでしょうか?

費用対効果を見極める

まず大切なのは、費用対効果をしっかり見極めることです。

 

前述のとおりスマートフォンと相性が良く、圧倒的なユーザー数を誇るTikTokは、ブランドの認知度アップ、商品・サービスのプロモーション、集客など幅広い局面に役立つプラットフォームです。ただ実際にTikTokを通じて売上や収益を伸ばしたとしても、アカウントの運用費用がそれを上回ってしまうようでは意味がありません。

 

まずは自社の事業規模やマーケットの規模、顧客単価、を念頭に置き、費用対効果の見込める委託先を絞りこんでいきましょう。

 

前章でもご紹介したとおり、TikTokの運用を請け負う会社の多くは運用に必要な業務をパッケージ化し、平均で月額25万円から50万円前後、高くても100万円前後までの料金プランを用意しています。

 

TikTok単体での成果ではなく、マーケティング・PR全体の施策としてどのように活用していくか含め、費用対効果を考えていくのがおすすめです。

実績をチェックする

2つめのポイントは、ずばり実績です。自社サイトでクライアントの社名やアカウント名を公開し、フォロワー数や再生回数、売上金額などとあわせて掲載しているということは、クライアントが成果に納得・満足し、その会社の運用代行サービスに高い信頼を寄せているということ。少なくとも実績をまったく公開していない会社と比べ、より確かな成果が期待できます。

 

委託先を選ぶ際は、Webサイトに記載されたサービスの導入効果やクライアントの声をチェックし、実績の豊富な会社から優先的に検討していきましょう。

 

また、自社と業界やサービス・商材が似た実績があるかも確認してみるとよいでしょう。

得意分野に目を向ける

ここまでご紹介してきた2点とあわせて、委託先の得意分野に目を向けるのも大事なポイントの1つです。こちらも例外はあるものの、TikTokアカウントの運用代行サービスを手がける会社は、大きく以下2つのタイプに分けられます。

 

1つは、もともとWebサイト制作やSEO対策、リスティング広告の運用代行から事業をスタートし、その延長線上で他のソーシャルメディアとあわせてTikTokの運用を請け負うマーケティング系の会社。アカウントのプランニングや効果測定、データ分析にもとづく改善施策に豊富なノウハウを持ち、ランディングページの制作や広告運用まで幅広く対応できるのが特徴です。

 

もう1つは、ショートムービーを含む動画に特化したプロダクション系。代表やスタッフ自身がTikTokerやYouTuberとして活動している会社も多く、とりわけ若年層(Z世代など)をターゲットとしたコンテンツの企画・制作を得意としています。

 

また、プロダクション系のなかにはインフルエンサーの育成やマネジメントを手がけるところも少なくなく、タイアップ企画などにもスムーズに対応できるのが強みです。

 

あくまで一例ではありますが、TikTokと他のメディアを組み合わせ、幅広いターゲットに商品やサービスをアピールし、成果を出していきたい場合は前者。一方でユニークな動画コンテンツで競合との違いを打ち出し、ブランディングや若年層へのリーチにつなげていきたい場合は後者といったように、目的にマッチしたタイプの委託先を選びましょう。もちろんどちらも兼ね備えたハイブリッドな運用代行会社もあります。TikTok活用の目的を明確にして、自社にマッチするサポート内容はどの部分か見極めていくのがいいでしょう。

 

また数は決して多くないものの、TikTokの運用代行会社のなかには1つの業種・分野に特化してサービスを提供しているところもあります。業界の最新動向や消費者・顧客のニーズに加え、業種ならではの慣習、関連法規にも深い知見を持っており、よりスムーズで安全なアカウント運用が期待できるでしょう。

 

こうした運用代行会社それぞれの得意分野や、特性を見極めるには、各社のWebサイトをすみずみまでチェックしたり、実際に問い合わせをして話をしっかり聞いてみるのがおすすめです。無料相談や無料で資料を取得できるサービスが多いため、ぜひチェックしてみてください。

TikTok運用代行の事例【Mチーム

Mteamサイトのキャプチャ

当社ではTikTokを活用して集客や売上アップ、人材採用につなげていきたい企業へ向けて、TikTokアカウントの運用代行サービス「Mteam(Mチーム)」を提供しています。

 

これまでのプロジェクト支援実績はトータル1200アカウント以上。社内には大手マーケティング経験者、テレビ番組の制作経験者やYouTuber事務所出身のスタッフが在籍しており、アカウントの開設からKPIの設定、動画コンテンツの企画・撮影・編集、成果検証までワンストップに引き受けることで、再生回数100万回突破のアカウントなど多くの成功事例を積み重ねてきました。

 

有名ホストクラブのショートドラマ動画や、不動産業界のハウツー系動画、医師による医療系TikTokなど様々なジャンルのアカウント運用を行っています。

 

またTikTokだけではなく、YouTubeの運用代行も行っています。ご要望によってはTikTokやYouTubeなどのSNS動画だけではなく、採用ブランディング動画や、マニュアル動画、イベント用動画、CMなどの広告動画の制作にも対応いたします。

 

TikTokの運用代行サービスについては、以下3種類の料金プランを用意しているので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

ミニマムプラン(月額10万円)

本当にミニマムにTikTokを始めたい・・そんな企業様向けのプランです。
詳細はご相談ください!

ライトプラン(月額30万円)

コストを抑えつつ、まずはTikTokアカウントの運用をスタートしたいという企業様向けのプランです。

  • 毎月6本の動画投稿
  • 企画準備
  • 台本作成
  • 動画の編集(※撮影は含まれません)
  • 動画の分析、レポーティング
  • 3ヵ月に1回の定例会

スタンダードプラン(月額54万円)

集客、売上拡大など、TikTokのビジネスアカウント運用を通じて着実に成果をあげていきたい企業様向けのプランです。

  • 毎月12本の動画投稿
  • 企画準備
  • 台本作成
  • 動画の撮影、編集
  • 動画の分析、レポーティング
  • 毎月1回の定例会

プレミアムプラン(月額96万円)

TikTokでバズを生み出し、事業を大きくスケールアップさせていきたい企業様向けのプランです。

  • 毎月24本の動画投稿
  • 企画準備
  • 台本作成
  • 動画の撮影、編集
  • 動画の分析、レポーティング
  • 毎月1回の定例会

※いずれのプランも6ヵ月からの契約となります。

※月額費用と別に、初月のみ初期費用(アカウント設計・開発費用)10万円が発生します。

 

▼無料相談、お問い合わせはこちらから▼

TikTok運用代行におすすめの会社21選

ここからは、料金やサービス内容、運用実績をもとに、弊社が厳選したTikTokの運用代行会社20社をご紹介していきます。

Mチーム(株式会社AtoOne)

TikTok運用代行のMteamのキャプチャ
前項でもご紹介させていただきましたが、当社で提供しているTikTokの運用代行サービス「Mチーム」です。
 
動画制作だけではなく、戦略企画やアカウントの管理、そして成果の分析まで幅広いサービスを展開しています。TikTokの運営に関連する業務をトータルでお任せいただける体制を整えております。
 
TikTokやYouTubeに特化し、30,000件を超える動画制作と1,200件以上のアカウント管理の実績に基づき、各業界やテーマ、ジャンル、目的に応じた最適なアカウント運用、企画立案、編集をご提案します。
 
Webマーケティングの大枠の中でTikTokがどう位置づけられるべきかを分析し、その分析を基にしたアカウント運用の代行サービスを得意としております。これにより、クライアントのTikTokプレゼンスを強化することが可能です。
 
月額10万円のミニマムプランから、投稿数や反響を大幅にあげるための上位プランまで、予算に合わせやすいプランをご用意しています。
 
ぜひ一度ご相談ください。
 

テテマーチ株式会社

テテマーチ株式会社のキャプチャ

テテマーチ株式会社は2015年に設立された東京都目黒区のマーケティング会社です。楽しく儲ける仕事をつくる「たのもうけ」をコンセプトに掲げ、TikTokやInstagramを中心としたソーシャルメディアマーケティングの支援、ブランドプロデュース、分析ツールの開発といった事業を行っています。

 

ソーシャルメディアのアカウント運用では、アカウントの戦略設計からKGI・KPIの設定、コンテンツの企画制作、分析改善までトータルに任せることが可能。ブランドの認知拡大、ファンの行動喚起、コミュニティ醸成など、クライアントの目的に寄り添うワンストップサービスが信頼を集めているようです。

 

気になる料金はトータルサポートプラン(コンセプト設計、クリエイティブの企画・制作、投稿代行、運用レポーティングなど)が月額100万円から(別途初期費用50万円から)。

株式会社ニュートラルワークス

株式会社ニュートラルワークスのキャプチャ

株式会社ニュートラルワークスは2016年に設立されたマーケティング会社です。神奈川、大阪、福岡の3ヵ所にオフィスを置き、Webサイト制作、リスティング広告の運用代行、ソーシャルメディアのアカウント運用代行といった事業を展開。トータル3,000社以上のマーケティング活動を支えています。

 

TikTokの運用代行も得意としており、レジャー・トラベル系のクライアントのプロジェクトでは、アカウント開設から3ヵ月で1,000人以上のフォロワーを獲得。顧客単価が7万円を超える高額商材にかかわらず、着実にコンバージョンにもつなげています。

 

また、若年層向けのエンタメ系アカウントでは、手軽に楽しめる漫画形式の動画コンテンツを配信し、アカウント開設から約1年後にフォロワー数1万人を突破しました。

 

動画コンテンツの企画制作、投稿・分析はもちろんのこと、ナレーターやキャストの手配、スタジオなどでの撮影もまとめて依頼することが可能です。

株式会社Leading Communication

株式会社Leading Communicationのキャプチャ

株式会社Leading Communicationは東京都渋谷区にオフィスを置くマーケティング会社です。2017年の設立以来、TikTokアカウントの運用代行、イベントの企画・運営、動画クリエイターのキャスティング、企業とプロモーション支援といった事業を行っています。多くの人気動画クリエイターとパートナーシップを結んでおり、2021年には所属クリエイターの総フォロワー数が3,000万人を突破しました。

 

その一方、TikTokの運用代行では表面的なフォロワーの数だけにとらわれることなく、視聴者の“熱狂度”を重視。動画のテーマ、構成、投稿のタイミングなど、過去の成功事例を徹底的に分析・ロジック化することで、純度の高いファンから支持される動画を量産していきます。所属クリエイター、インフルエンサーによるタイアップ支援など、クライアントの課題・目的に寄り添う多角的なサービスも信頼を集めているようです。

 

実際に有力企業からの依頼も少なくなく、過去には東急プラザのプロモーション(Vlogによる店舗・商品紹介)やピザハットの動画コンテンツを手がけてきました。

株式会社フェリエスト

株式会社フェリエストのキャプチャ

株式会社フェリエストは2016年に設立された東京都渋谷区のマーケティング会社です。TikTok、Instagramの運用代行、インフルエンサープロモーション、広告の運用代行、キャスティング・撮影代行など、ソーシャルメディアにまつわる幅広いサービスを提供しています。

 

なかでもとりわけ得意としているのが、TikTokをはじめとするショート動画のクリエイティブ制作。テレビ番組の制作を持つスタッフのほか、50万人以上のフォロワー数を誇るTikTokerや人気インフルエンサーがトレンドや視聴者の動向を加味したうえで、結果につながる動画コンテンツを形にします。

 

これまでクリニックや不動産会社、育児関連メディアのTikTokアカウントを手がけており、ファンの獲得やブランドの認知度アップなど、着実な成果をあげているようです。

株式会社トライハッチ

株式会社トライハッチのキャプチャ

株式会社トライハッチは東京都新宿区に本社を置くマーケティング会社です。代表はWebコンサルティング会社で500を超えるWebサイトのSEO対策に従事。さらにインフルエンサーマーケティングや動画広告の新規サービスリリースにも携わり、2018年に独立しました。

 

現在では本社のほか大阪、香川にもオフィスを構え、SEO対策やリスティング広告の運用代行とあわあせて、TikTokやInstagramの運用代行サービスを手がけています。

 

サービスの特徴は、豊富なリソースに裏打ちされた万全の制作体制と、クライアントに寄り添うワンストップサービス。約300名に及ぶ動画クリエイターや海外の制作チームとのネットワークを活用し、目的に合わせてTikTokのショート動画を量産します。その他、アカウントの戦略設計や投稿作業、効果測定もトータルに任せることが可能です。

 

料金はスタータープラン(毎月12本の動画制作、ハッシュタグ選定、投稿代行、効果測定、レポーティングなど)が月額60万円。さらに多く動画制作に対応し、インフルエンサーのキャスティングまでカバーする上位プランも用意されています。

株式会社リタテラス

株式会社リタテラスのキャプチャ

株式会社リタテラスは東京都渋谷区のマーケティング会社です。Webサイト制作やWebプロモーションの支援といった事業とあわせてソーシャルメディアの運用代行サービス「シェアノビ」を運営しています。

 

TikTokの運用代行は3種類の料金プランが用意されており、最も手軽なミニマムプランは初期費用5万円・月額10万円で契約できます。

 

加えて、クライアントを待たせないスピード対応も強みの1つ。社内に常駐する台本制作スタッフ、動画制作スタッフのほか、20万人以上のフォロワーを持つ人気TikTokerともパートナーシップを結んでおり、初回の問い合わせから最短1ヵ月以内に運用をスタートします。

 

月10回以上の投稿に対応する上位プランもあるので、まずは前述のミニマムプランからスモールスタートし、アカウントの成長にあわせて上位プランへとシフトしていくのもおすすめです。

株式会社アンドゼン

株式会社アンドゼンのキャプチャ株式会社アンドゼンは2016年に設立された東京都新宿区のマーケティング会社です。TikTok・Instagram・YouTubeのアカウント運用代行やコンサルティング、インフルエンサーのキャスティングといったサービスを通じ、大手企業の販促・売上拡大を支えています。

 

なかでもとりわけTikTokの制作・アカウント運用に強みを持っており、これまで企画・制作を手がけた200本以上の動画で再生回数100万回以上をマーク。運用を代行するアカウントは100以上にのぼり、1年でフォロワー数10万人を突破した飲食関連企業など、数々のプロジェクトを成功に導いてきました。

 

コストを抑えつつ、しっかりと成果につなげていきたい企業におすすめです。

株式会社VOYAGE

株式会社VOYAGEのキャプチャ

株式会社VOYAGEは東京都新宿区にオフィスを置き、ファッションブランド「Emiria Wiz」の運営やコスメ関連商品の企画販売とあわせてソーシャルメディアの運用代行サービスを提供しています。自社のマーケティングにもソーシャルメディアを活用し、2022年にはグループ全体で40億円以上の売上を計上しました。

 

TikTokアカウントの運用では、「ユーザーエンゲージメント」、「コンテンツの再視聴性」、「ハッシュタグ・キーワード」という3つのポイントを重視。一時的な再生回数の増加やフォロワー数だけにとらわれず、ユーザーによるコメント投稿やシェア、リピート視聴を促すコンテンツを制作し、さらに動画SEO対策までもれなくカバーすることで、クライアントの認知度拡大や集客・販促につなげていきます。

 

TikTokをブランディングに活用したいアパレル企業や美容・ヘルスケア関連企業には、心強いパートナーになるのではないでしょうか。TikTokのショート動画だけでなく、Instagramのリール動画やYouTube動画を組み合わせた施策も得意としているので、まとめて相談してみるのもおすすめです。

株式会社Japan Pride

株式会社Japan Prideのキャプチャ

株式会社Japan Prideは2020年に設立されたマーケティング会社です。東京都大田区にオフィスを置き、コーポレートサイトや採用サイトの制作、YouTube・TikTok動画の企画・制作、メディカル分野に特化したソーシャルメディアアカウントの運用支援といった事業を行っています。

 

特徴は各分野のエキスパートとのネットワークによる万全の制作・運用体制。病院・クリニック向けのTikTok動画制作では、人気TVドラマの演出も手がけた現役の映画監督が監修を務め、顧客の強みや想いをストーリーに落とし込んだ質の高いコンテンツを形にします。

 

一方の運用面は、医療分野に深い知見を持つ現役の弁護士が監修を担当。医療法、薬機法への抵触など、TikTok動画の配信にともなうリスクを払拭したうえで、動画の台本準備から編集、競合の動向まで含めたレポーティングまでトータルに対応します。

株式会社メディアエイド

株式会社メディアエイドのキャプチャ

株式会社メディアエイドは2021年に設立された東京都渋谷区のマーケティング会社です。「すべての企業に、発信力を。」をミッションビジョンに掲げ、TikTok・Instagramの運用代行・コンサルティング、ソーシャルメディア広告の運用代行、インフルエンサーマーケティングの支援といったサービスを提供しています。

 

とりわけ商品・サービスへの集客と、HR(人材採用)領域におけるTikTokの活用に強みを持ち、これまで160社以上のTikTokアカウントを運用、毎月2,000本以上にのぼるコンテンツの企画台本を手がけてきました。豊富なノウハウとデータに裏打ちされた的確なクリエイティブと運用がクライアントの信頼を集めているようです。

 

実績も非常に多く、ある医療系ホテルのプロジェクトでは、アカウント運用開始後13ヵ月でフォロワー数3万人を突破。別の美容室の案件では、TikTok動画を活用して職場の雰囲気や仕事内容を発信し、新卒採用の成功へとつなげました。

株式会社コンフィ

株式会社コンフィのキャプチャ

株式会社コンフィは2019年に設立された東京都港区のマーケティング会社です。TikTokアカウントの運用代行サービスを中心に、映像制作、タレントマネジメント、採用支援など幅広い事業を展開しています。

 

サービスのコンセプトはTikTokで「まじめに遊ぶ」こと。社内に在籍するZ世代の動画クリエイターが同世代のユーザーに刺さるシナリオを作成し、香盤表(出演者やシーン、出演時間などをまとめたスケジュール表。映画・ドラマ制作に用いられる)にきちんと落とし込むことで、バズる動画をスムーズに形にします。

 

1ヵ月分の動画を1回(2時間から3時間程度)で撮影するため、都度立ち会う必要はなく、その後の編集作業(テロップや効果音・BGMの挿入)、投稿(毎月15本)、分析・レポーティングまでまとめて任せることが可能です。

株式会社プルークス

株式会社プルークスのキャプチャ

株式会社プルークスは東京都中央区の動画マーケティング会社です。動画・映像コンテンツの企画・制作を中心に、ライブ配信、広告運用、TikTok・YouTubeのコンサルティング・運用代行といったサービスを提供しています。

 

IT・通信、人材、保険・金融、不動産など幅広い分野のリーディングカンパニーと取引を重ねており、これまでNTT東日本の採用プロモーション動画やシャープの事業紹介動画、マネーフォワードのサービス紹介動画なども手がけています。

 

何より大きな強みは、その制作実績と豊富なリソース。トータル2,000社・6,000本以上の制作プロジェクトで培ったノウハウを活かし、TikTokアカウントの戦略立案から運用体制の構築、動画撮影・編集、分析・レポーティングまでトータルにカバーします。

 

また、それぞれに得意分野を持つ1,000名以上の動画クリエイター、映像制作スタッフとパートナーシップを結んでおり、クライアントの要望次第ではコンサルティングのみ、制作・運用のみといったピンポイントな依頼にも対応します。

ココアンド株式会社

ココアンド株式会社のキャプチャ

ココアンド株式会社は東京都渋谷区にオフィスを置くマーケティング会社です。「個と個に寄り添い、個が共創する社会」の実現をミッションビジョンに掲げ、TikTok・Instagram・X(旧Twitter)の運用代行を中心としたソーシャルメディアマーケティングの支援事業を行っています。

 

TikTokの運用代行では、クライアントの業種やプロジェクトの目的にあわせ、50名以上の提携クリエイターのなかから最適な人材をアサイン。アカウントの運用戦略をきちんと定めたうえで、TikTokユーザーの目線の動きをふまえたショート動画を制作し、投稿・分析まで一手に引き受けます。

 

2021年設立の比較的若い会社ながら実績も少なくなく、これまで制作を手がけた複数の動画コンテンツで100万回以上の再生回数をマークしてきました。

株式会社トピカ

株式会社トピカのキャプチャ

株式会社トピカは2016年に設立された東京都千代田区のマーケティング会社です。ソーシャルメディアマーケティングと動画マーケティングに特化し、動画コンテンツの企画・制作、TikTokやYouTubeのアカウント運用代行、インハウス化支援といったサービスを提供しています。

 

とりわけ飲食関連分野に強みを持ち、男性向けレシピ動画を配信する自社アカウント「GOHAN」は2019年のTikTokアワードに入賞しました。運用代行においてもその運営で培ったノウハウを活かして戦略設計からコンテンツ制作、投稿、分析までトータルに対応し、外食チェーン・ワタミのプロジェクトでは180万回の動画再生回数をマーク、大手菓子メーカー・カルビーのアカウント運用では潜在層へのアプローチを成功させ、クライアントから高い評価を得ています。

 

制作と運用をまとめて請け負うトータルサポートプランは月額50万円からです。

株式会社EMOLVA

株式会社EMOLVAのキャプチャ

株式会社EMOLVAは東京都渋谷区のマーケティング会社です。代表はインフルエンサーという言葉が一般的になる前からソーシャルメディアを積極的に活用してフォロワー数1万人以上の人気インフルエンサーを集め、2015年に会社を設立しました。現在はInstagramのインフルエンサーマーケティング支援とあわせて、TikTokやYouTubeのアカウント運用代行サービスを提供しています。

 

運用にあたってはTikTokを「商品・サービスの認知に特化したSNS」と位置づけ、投稿、ハッシュタグ選定、分析・レポーティングのほか、アカウント全体のコンサルティング、リサーチまでトータルに引き受けます。ユーザー目線のコンテンツ企画、経営層を中心としたキャスティングなど、ソーシャルメディア専門企業として培ったノウハウがクライアントの信頼を集めているようです。

 

前述のとおりYouTubeやInstagramを活用したマーケティングも得意としているので、相乗効果をあげていきたい場合などは、まとめて相談してみるのもいいかもしれません。

株式会社サードフェーズ

株式会社サードフェーズのキャプチャ

株式会社サードフェーズは埼玉県川口市にオフィスを置き、TikTok・Instagramのコンサルティング・運用代行、自社メディア運営など、ソーシャルメディアに特化した事業を手がけています。

 

特徴は卓越した運用ノウハウとリーズナブルな料金体系。社内には大手広告代理店で100社以上のソーシャルメディア運用を経験したマーケターが在籍しており、豊富な知見を活かしてアカウントの設計から動画制作、投稿、分析・レポーティングまで一手に引き受けます。

 

最安のスタートUPプラン(アカウント運用+5本のショート動画制作)は月額15万円から。12本までのショート動画制作に対応するスタンダードプランは月額25万円から利用できます。その他、広告出稿のサポートやランディングページの制作など、オプションメニューも豊富です。

BEASTAR株式会社

BEASTAR株式会社のキャプチャ

BEASTAR株式会社は2020年に設立された大阪市中央区のマーケティング会社です。共感を生み出すソーシャルメディアマーケティングをコンセプトに掲げ、主に中小企業やベンチャー企業を対象にTikTokや・Instagramの運用代行、コンサルティング、広告運用、Webサイト制作といったサービスを提供しています。

 

これまで運用してきたソーシャルメディアアカウントは100以上。ある美容室のTikTokアカウントでは運用スタートからわずか2ヵ月で新規顧客の集客につなげました。社内には10万人以上のフォロワーを持つTikTokアカウントの運用者が在籍しており、アカウントの開設、コンテンツの撮影といったピンポイントな依頼にも柔軟に対応します。

 

また、撮影にあたって写真素材を活用するなど、クライアントの負担に考慮したきめ細かいサービスも信頼を集めているようです。

 

料金は最安のSimpleプラン(アカウントの初期設計、4本の投稿企画、動画編集、ライティングなど)が月額11万円から。さらに台本制作やレポーティングまでまとめて請け負うProプランも用意されています。

株式会社ノックデザイン

株式会社ノックデザインのキャプチャ

株式会社ノックデザインは大阪市北区と東京都港区にオフィスを置くマーケティング会社です。代表は留学先でWebデザインやSNSコンサルティングのノウハウを身に付け、2021年に会社を設立。コーポレートサイトや採用サイトの制作とあわせてTikTok・YouTubeの運用代行サービスを提供しています。

 

創業3年目(2024年時点)の会社ながら豊富な実績があり、これまで手がけたTikTokアカウントの平均動画総再生回数は140万回。ある建設関連会社のアカウントでは運用スタートから1ヵ月で30万回の再生回数をマークし、わずか2ヵ月で採用目標を達成しました。

 

また別のアパレルブランドのプロジェクトでは、店舗での接客を疑似体験できる動画を配信することで再生回数は220万回を突破し、前年比+150%の売上拡大に貢献しています。

 

コストと動画のクオリティ両方にこだわりたい企業におすすめの依頼先です。

株式会社UnReact

株式会社UnReactのキャプチャ

株式会社UnReactは福岡市西区にオフィスを置き、ネットショップの構築やAI(人工知能)・AR(拡張現実)技術を活用したサービスの開発とあわせて、TikTokの運用代行サービスを手がけています。

 

何より大きな魅力は、相場を大幅に下回る料金体系。3種類の料金プランが用意されており、最も手頃なスタートプラン(週3回の投稿代行、ライティング、コンテンツ設計、ヘッダー・アイコンのデザインなど)は月額1万5,000円、毎日動画を投稿し、コメント対応までまとめて引き受けるUnReactプランも月額10万円で利用できます。創業して間もないスタートアップや予算の限られる中小企業には、心強いパートナーになるのではないでしょうか。

 

アカウントの運用とあわせて、広告出稿やランディングページの制作まで依頼することも可能です。

合同会社LEAD ONE

合同会社LEAD ONEのキャプチャ

合同会社LEAD ONEは2017年に設立された福岡市中央区のマーケティング会社です。動画コンテンツの制作やライブ配信のサポートとあわせて、業界では珍しい成果報酬型のTikTokアカウント運用代行サービスを提供しています。

 

費用は単価(プランごとに異なる設定金額)×動画再生回数(投稿翌月に計測)によって決まり、アカウント設定にともなう初期費用やコンテンツ企画費、撮影費、運用費はいずれも無料です。また、運用にあたってあらかじめ上限額を設けるため、動画がバズった場合も予算をオーバーすることはありません。

 

「予算の無駄打ちを極力抑えたい」、「TikTokの費用対効果をチェックしつつ、マーケティングに活用していきたい」といった企業にはぴったりのサービスではないでしょうか。

TikTok活用の成功事例

最後は成功事例について。実際にTikTokアカウントを運用している企業がどういった成果をあげているのか、業種・目的別に5社の事例をご紹介します。

大塚製薬

ファイブミニTikTok動画

1社目は大塚製薬です。一般ユーザーの投稿をきっかけにTikTokのアカウント運用をスタートし、商品の販路拡大と売上アップにつなげた事例です。

 

大塚製薬ではロングセラー商品「ファイブミニ」のプロモーションにあたり、30代から50代の女性をターゲットとしてLINEキャンペーンやWebサイトを活用していましたが、2021年4月に1日あたりの売上が突如2倍以上に。

 

営業スタッフから連絡を受けた宣伝担当者が原因を調べてみると、Twitter(現X)のタイムラインでファイブミニが話題となり、その情報源はダイエット動画で人気を集めるTikTokerの投稿であることがわかりました。

 

大塚製薬はこれを機にTikTokの公式アカウント開設し、2021年8月からPR動画の配信をスタート。インフルエンサーとタイアップした動画の再生回数はすぐに2,000万回以上に達し、プレゼントキャンペーンなどとの相乗効果もあって、若年層を含めた幅広い層での売上を大きく伸ばしています。

 

ユニクロ

ユニクロのTikTokキャプチャ

こちらも一般ユーザーの投稿がきっかけとなり、商品のヒットにつながった事例です。

 

アパレル大手のユニクロは、2021年4月に「ラウンドミニショルダーバッグ」の販売をスタート。コンパクトながら財布やスマートフォンをもれなく収納できる容量と手頃な価格、幅広いコーディネートに対応できるデザインが人気を集め、堅調な販売が続いてきましたが、2022年4月にイギリスのユーザーが投稿したTikTok動画をきっかけに、爆発的な売上へとつながりました。

 

この動画の再生回数は80万回以上。具体的な販売個数こそ公表されていないものの、販売開始から18ヵ月の間に7回にわたって売り切れ、LVMHグループが選ぶ2023年第一四半期の「最もホットなアイテム」の1位にも選ばれました。

 

ユニクロではこの流れを受け、2023年9月にサイズを大型化した「レザータッチラウンドバッグ」を発売。あわせてTikTokの公式アカウントで商品動画を配信し、一般ユーザーによる投稿とあわせて、5,000万回を超える再生回数をマークしています。

 

ユニクロのTikTokアカウント:ユニクロ【公式】

カネボウ化粧品

リップモンスターの動画キャプチャ

3社目はカネボウ化粧品です。カネボウ化粧品ではコロナ禍の2021年4月に発売した「ケイトリップモンスター」のプロモーションにTikTokアカウントを活用し、多く新規顧客を獲得。販売スタートとから約1年で350万本以上の累計出荷本数を記録しました。

 

この事例で注目したいのは、商品開発、プロモーションの初期段階からTikTokの活用が念頭に置かれていること。TikTokユーザーが思わずシェアしたくなるように、ラインナップには「ラスボス」、「欲望の塊」といったユニークなネーミングを採用。さらにコロナ禍のマスク生活でもメイクする高揚感を体感してもらえるよう、BGMのテンポに合わせてリップの色が変化するエフェクト(視覚効果)を動画に加えました。

 

その結果、トータルで約460万回の動画再生回数をマーク。化粧品の売上が落ち込む状況下でも前述のヒットへとつなげています。

 

参照:「TikTok売れ」が起きる理由とは?「ケイト」“リップモンスター”の大ヒットの裏側をひも解く | 【公式】TikTok for Business: TikTok広告

焼鳥どん

焼鳥どんのTikTokキャプチャ

ここまでナショナルブランドによる3つの事例を紹介してきましたが、TikTokを活用しているのはもちろん大手だけではありません。予算や人手が限られる多くの中小企業、ベンチャー企業もTikTokアカウントを運用し、売上拡大、人材採用といった成果をあげています。そのうちの1社が、都内に3店舗の居酒屋を展開する株式会社焼鳥どん(本社:東京都豊島区)です。

 

焼鳥どんがTikTokを利用し始めたのは、コロナ禍で客足が落ち込んでいた2020年9月頃です。

 

もともとはアルバイトスタッフがストレスを発散できるように始めた、いわゆる「内輪ネタ」でしたが、思いのほか一般ユーザーからの反響が大きく、それをきっかけに飲食店のあるある動画をシリーズ化して本格的な配信をスタートしました。

 

現在ではライブ配信も織り交ぜることで24万人以上のフォロワーを獲得。代表によると、1店舗あたり1日平均5人が「TikTokを見た」といって来店しているそうです(※あくまでお客さんの申告ベースなので、実際はもっと多いと思われるとのこと)。

 

投稿が人気アスリートのソーシャルメディアアカウントでメンションされたこともり、2021年には、TikTokの公式サイトでもTikTok動画を活用した集客の成功事例として取り上げられています。

 

焼鳥どんのTikTokアカウント:焼鳥どん日垣兄弟

参照:採用から集客まで、すべてTikTokで。客足が途絶えないTikTokフォロワー14万人超の焼鳥屋で起きていること【焼鳥どん日垣兄弟インタビュー】

長谷川興業

長谷川興業のTikTokキャプチャ

長谷川興業は大阪府豊中市のコンクリート工事会社。ここ数年、若手スタッフの人材採用に課題を抱えており、その解決策としてTikTokアカウントを開設しました。

 

アカウントの運用にあたっては、代表と事務スタッフの掛け合いを中心に、社員の人柄を前面に押し出したコント形式の動画コンテンツを制作。約50本を継続的に配信することで、運用開始からわずか1ヵ月でトータルの再生回数30万回を突破、2ヵ月目に採用目標をクリアしました。

 

長谷川興業のTikTokアカウント:有限会社 長谷川興業

まとめ

TikTokの動画を見る人

今回はTikTok運用代行サービスの概要やメリットとあわせて、おすすめの運用代行会社21社をご紹介しました。

 

TikTokのアカウントをスムーズに運用し、成果をあげていくためには、自社にあった運用代行会社を見つけるのが近道です。今回ご紹介した内容が、これからTikTokアカウントを開設したい企業や、TikTokアカウントの運用に悩んでいる企業の方の参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。