海が見える式場で
まるで結婚式みたいなお花たち。
そこで可愛く眠る祖母。
私と叔父以外は
久しぶりに顔を見たらしい。
認知症になっても
私の名前は覚えてくれていた。
少し嬉しかった。
祖母らしくない祖母。
孫に甘える祖母。
そんな祖母が亡くなった。
葬儀には誰も来ないと思ってた。
そしたら割と集まった。
関西ノリな軽やかなお通夜。
そして翌日の葬儀。
お経をBGMにぼんやり海を見ていると
ソワソワし始める姉。
どしたん?
ばーちゃんが、ありがとうって。
思わず涙。
みみたに、ありがとう言うてって。
その後、火葬場へ。
またまた様子がおかしい姉。
説明する時間もなく
何やらいろいろしていたらしい。
ばーちゃんが
焼かれるのいやーって言い出して
説得したりヒーリングしたり
なかなか大変だったらしい。
よう分からんけど。
最期までジタバタしたらしい祖母。
ばーちゃんらしいわ。本当。
そして骨になった祖母。
こっそりカケラを持って帰ろうかな。
とか思ったけどやめてみた。
最後まで本当悩んだけど。
そんなことしたらダメかもしれんし。
とりあえず姉に聞いてみた。
あはは。そんなん欲しいんか。
ええぞ。って言いよるで。
聞いた私も私だが、本当不思議な姉。