日が暮れて、暗くなってた。
アトムを抱えて、
アトムの心肺蘇生を
してくれた所へ
頼んでおいた診断書を
取りに行った。
診察中だったので、
挨拶だけ入れて待ってた。
今日一日うんざりする程、
トリミング旦那が
付きまとう。
そりゃ一緒に行っているから
しょうがないけど…
気を使って全ての場所に
入ってくるなよ。
女医が、すぐに来た。
私『診断書を取りに来ました』
女医『うんうん。今回ホントに辛かったね』
その言葉に涙が枯れてた私から
また涙が溢れた。
昨日アトムを生かそうと
頑張ってくれてた人がいる。
女医『納骨まだだよね?』
私『小さくなったアトムを見るのが辛くて、もう今週末には、納骨しようかと…個体をみるよりは、ただの骨を見てた方が気は楽です。小さくて…。今日焼いた足でアトムの血縁を探しに行ったら居なくて、新しい別の子を家族にしたんです。エゴで。おかしいでしょ。変なんです。それが救われるって言うけど、おかしいでしょ。』
女医『そんなことない、沢山そうやって乗り越えて大切にしてる方がいますよ。』
やっぱり、おかしいなんて
言ってくれないのか…
女医『その子をアトム君の分まで幸せにしてあげよ。私も亡くした子が居て、離れられなくて納骨してないの。ずっとオウチに居る。私は、納骨出来なくて。』
沈黙に耐えられなくて
診断書を下さいと言ったら、
トリミング旦那を見て
女医『一部で良いのかな?』
と言った。
え?お前も診断書を
頼んだのか?
それを貰って何するの?
必要か?
私は、旦那を見て、
『必要ないから要らないでしょ!』
旦那『はい。一部で結構です。』
私は、
診断書に事実が
記載されてるか確認して
受け取った。
病院に着いた時には
死んでたから、
事実もくそもないけど。
丁寧にお礼を言い、
私『新しい子を迎えたら、お世話になるかもしれないので、その時はお願いします。』
女医『うん。お姉さんも気を落とさずね』
『ありがとうございます。』
病院を出ようとしたら、
トリミング旦那が
こっそり言ってた。
後で支払いできます。と。
やつは、診断書を…
自分のせいで亡くなった
アトムの診断書を
手に入れるのか…
そしてサロンで
回し読みをするんだろうか。
耐え難い。
私は、この病院に来れるから
トリミングサロンを
横切って、普通に来れるかな。
ドッグランに行くにも
サロンを通る。
多分通れない。
確実に別の道を行くか…
この隣の駅には
降りる事はなくなる…
もしくは
やつらの隣に引っ越して
やろうかな。
それは、おかしいか。
耐え難いか。
サロンの前の
有名なラーメン屋さん、
美味いのに。
もう行かないな。
やつらは普通にご飯を食べて
寝てるのかな…
立ち直るプロセスには
段階があるらしい。
怒りが出ると、確かまだ
三段階とかかな…
前に進めてる。
でも、私が怒ったら、
ブログ書いてないな。
もっと別のことしてるはず。
まだか…。
昨日パパが、ポツリ言った。
『何かをしてないと、新しい子を迎えるとか無ければ、、、何も無ければ…多分あのサロンにずっと立ってた。多分、何かしに行ってた』
って。
なんだか、救われた。泣いた。
パパより、私が何かしてた。
きっとなんかしてた。
トリミングサロンのとなりに
交番がある。
市民の味方だから…
私は、何かしたら、きっと
すぐ捕まる。
アトムを取り戻せず、捕まる。
私は、トリミング旦那に
言ったんだ。
『お宅の子供が痙攣したら、しかも二回も…病院に行かず抱いてる?掛かり付けまで遠くの病院に行くの?私は、あなたが、私の友達で無くて良かった。友達だったら、憎めないし、責められないかもしれない。知らない人で良かった。』
やつは、『その通りです』
と、泣いてた。
こんなに泣いても
アトムは、もう居ないんだ。