二時には出れるように

スタンバっておくねと

言い残して、

アトムには、

頑張って来なさいと

笑いながら預けたんだ。

この、あまったれがっ!って

思って…

あれがサインだと気づかなくて。

二時に、℡がきた。

もう私は靴を履いてた。

隣の駅からすぐ向かうから

と、伝えて。

たまたま休みのパパと

一緒に電車で行った。

アトム~♪って、元気に

サロンに入った。

そしたら

トリマーが布団に

何かを抱いて、私に言った。

『アトム君、体調が悪くなっちゃって』


体調が悪いって何?グッタリしてるよ?抱いたままで何してるの?病院は?


『店長待っていて、今来るんで…掛かり付けの病院に連れていくんで、すぐ来るって。』

すぐ来るって、なんでこうなったの?病院は?近くにあるでしょ?掛かり付けじゃなくて近くにあるでしょ?アトム見せて。と…



アトムの歯茎と、舌を見たら

真っ白。

そいつはアトムを抱いたまま渡しやしない。


早く病院行くよと

五回位行ってるのに

アトムを抱いてオタオタ。

別のスタッフは、

店長と℡しながら

笑いながら

『えっ2分?2分で着きますか?』
って。

私は病院が近くにあるんだろ!
行くぞと連れ出した。