一二三神事 (ひふみしんじ)
信じる人は少ないけれど、みんなに知らせてくれよ

フツーの人が書いた黙示録 〈 神示編 ― Vol.1 〉
『ひふみ神示(日月神示)』(上巻)の超解釈
岡本天明・筆 コスモ・テン・パブリケーション
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☆ 身魂を磨いておかないと越せない苦労がくる
☆ 日本の国は一度つぶれたようになる
☆ 「早く楽にしてくれ」という人は灰にされる
☆ 生かさなならん臣民、どこにいても生かさなならん
☆ 今の仕事を十人分もしてくだされよ
☆ 神はこの世におらんというほど、むごいことになる
※ 神示に出てくる「○の中にゝの入った文字」はありません
ので、本来意味に近い「モト」と表現しています。
身魂を磨いて
☆ 身魂を磨いておかないと越せない苦労がくる
いま一苦労あるが、この苦労は身魂を磨いておらぬと越せぬ、この世始まって二度とない苦労である。
これから私たちは、この世が始まって二度とないような苦労を経験することになるようです。しかも、その苦労は身魂を磨いていない人には乗り越えられないということです。
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「 いつでも神かかれるように、きれいに洗濯しておいてくれよ。(中略)
世界中の洗濯ざから、いらぬものがなくなるまでは終わらぬ道理が分からぬか。」
「神かかる」とは、俗に「神憑かり」と言われているもので、高位次元の存在(例えば高級神霊)が私たちの心身(精神と肉体)を支配することをいいます。心身も波動ですから、その波動を高めると高位次元の存在との霊的パイプが太くなり、乗り移られる状態になるのです。逆に、波動が粗くなると四次元世界の低層界(仏教で言う地獄、餓鬼、修羅、畜生といった世界)にいる霊や、まだこの世に未練を持つ未成仏霊などに心身を占領されることもあります。
酔っぱらった状態で歓楽街などに入り浸っておりますと、一時的に低級霊に心身を占領され、自分は意識がなくても、アルコールを多量に飲んだり、痴漢まがいに女性のカラダにさわったりと、普段では考えられないような行動をしてしまうケースもあります。しかも、本人はそのことを全く記憶していないのです。
また、仏教などで瞑想する場合も、心の調律が不十分なまま精神統一状態になると、おかしな霊に干渉され、発狂してしまう場合もあると言われています。これも「神憑かり」現象ではありますが、かかる「神」がレベルの低い神、つまり低級霊というわけです。
終末における苦労(大天変地異や核戦争?)を乗りこえるには、人がその肉体の波動を高め、高位次元の存在にアセンション(次元上昇)の手助けをしてもらうことになると思われます。そのためには「きれいに洗濯しておいてくれ」つまり、「この世の借り(カルマ)をなくしておけ」ということです。しかも、今回は世界中の洗濯ということですから、国や人類全体のカルマもすべてなくさなくてはいけないということです。
「 口と心と行と、三つ揃うたまことを命(みこと)というぞ。神の臣民みな命になる身魂掃除身魂結構。」
ここでは「洗濯」のことを「掃除」と言っています。魂の洗濯をするためには「口と心と行」をコントロールするということです。仏教で教える「身・口・意」と対応しているのがわかります。「言葉」「想念」「行動」をコントロールすることが「身魂掃除」の意味です。「神の臣民」とは本来の日本人という意味で使われています。
大本神諭なども同じような表現をしていますが、それは日本国籍を持つということではないらしく、日本人の中にも「幽界(がいこく)魂」の者が混じっているといいます。
親と子であるから、臣民は可愛いから旅の苦をさしてあるのに、苦に負けてよくもここまでおちぶれてしもうたな。(中略)
それでも神の国の臣民、天道人を殺さず、食べ物がなくなっても死にはせぬ。ほんのしばらくぞ。木の根でも食うておれ。闇の後に夜明け来る。神は見通しざから、心配するな。手柄は千倍万倍にして返すから、人に知れたら帳引きとなるから、人に知られんように、人のため国のため働けよ。それがまことの神の神民ぞ。
神と人間の関係を「親と子」に例えています。「可愛い子には旅させよ」の親心が神の心というわけです。この世での苦労は、神が試練に遭わせて人を磨いてくれているということです。しかし、神はその人が背負えない荷物は決して負わせないといいます。これも親の気持ちになれば理解できることです。
「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉があります。神が私たちに望んでいるのは、この人生を何の苦労もせずノホホンと過ごすことではなく、魂を磨いてくれることなのです。
今後、世界経済の破綻や世界的食糧危機が訪れると思われますが、その時でもお天道様は人は殺さないとのことです。「食べ物がなくなっても死にはせぬ」と励ましてくださっています。神さまはすべてお見通しですから、その神さまにすべてをお任せして(全託)、人のため、国のため(全体のため)に働けとの教えです。
ここで注目しておきたいのは「人に知られんように」と念を押してあることです。それはなぜでしょうか。すでに「預言編」や「奥義編」で述べてきましたが、私たちが人に知られることを意識してする善き行為は、すでに「善いことをした」という満足感の形で見返りを受け取ってしまうからです。
新約聖書には、同じ内容が「右手がした善き行為は、左手に知らせてもいけない」とまで表現されています。肝に銘じておきたいものです。
「モトの国を八つに切って殺す悪の計画、モトの国にも外国の臣がおり、外国にも神の子がいる。岩戸が明けたら一度に分かる。」
「モトの国」とは西欧化した今の日本ではなく、本来の日本つまり大和の国という意味でしょう。悪の計画はイルミナティやフリーメーソン、300人委員会、など、表面に現れている陰の政府の頂点にいる霊的存在の計画のことで、人知を超えたものです。それを私は聖書にならって「サタン」と表現しています。
純朴な日本人にはなかなか理解できない概念だと思います。その日本の中にも「外国の臣」つまり「神の子」でないものが混じっているということです。岩戸が開けたら、つまり地球が次元上昇したら一度に判明するとのことで、気にすることはないと思いますが‥‥。
何も一度に出てくる。海が陸になり陸が海になる。
これは終末の土壇場の様相を言っているのだと思っています。
日本の国は一度
☆ 日本の国は一度つぶれたようになる [TOP]
金のいらぬ楽の世になるぞ。
この表現は随所に出てきます。現在、資本主義経済の破綻がささやかれていますが、新しい時代にはお金はなくなるということです。でも、この世ではお金にいろいろとお世話になっているわけですから、それを不浄のものとして毛嫌いしてはいけないのです。「執着しないこと」「必要以上に持とうとしないこと」が、この世での気づきのためにはもっとも大切だと思います。
日本の国は一度つぶれたようになるのざぞ。一度は神も仏もないものと皆が思う世が来るのぞ。その時にお陰を落とさぬよう、シッカリと神の申すこと腹においてくれよ。
「日本の国は一度つぶれたようになる」と述べられています。どのような状態になるのかは、後ほどわかってきますが、「世界中一つになりてモトの国に寄せてくるぞ」という記述もありますので、現象的には外国の勢力に国土や国民が蹂躙されるということかも知れません。大変辛いことではありますが、世界のひな型の国として、地球の次元上昇のためには避けることのできないことなのでしょう。
病気が本格的に治癒する直前に症状が一度に出てしまう「ケミカライゼーション」のようなものだと思います。それに耐えられないと、つまり「おかげを落とす」と、次元上昇はうまくいかないわけです。恐怖心に駆られたり、神を恨んだりしなくていいように、日頃から真理を理解し、心の調律をしておくことが大切なのです。