「驚きの真実」南朝北朝どちらが本当の天皇だったか  4 | サファイアのブログ

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今日は涼しい朝でした
薔薇の花が元気がありません、、、、朝のひかりがまぶしいな


さて、今日のお話はいかがでしょう(*゜▽゜ノノ゛☆





               自天皇は東北出羽に身を隠す


「奥に引きこもられた」という言葉が残されていた、、、、、?!


この時すでに吉野の警備は手薄
わずか二十数名の手勢で打ち入ろうと赤松氏が計画したぐらいである
警護の手勢はかなり少なくなっていたはず
このまま吉野に居続ければ又いつ襲撃されるかわからない

そこで自天皇は身を隠すことにした


              どこへ


実はそれも「安位寺殿記」に記してあるのです



「大僧正教覚」は<奥に引きこもられる)と書いています

この奥とは!!!

どこを指しているのでしょう?


これは例えば醍醐寺(だいごじ)の座主であった満済の「満済准后日記」
二記されているように東北地方に身を隠された


「出羽地方に身を隠された自天皇がこの地で頼ったのが千福屋形です
 雄勝陸奥守とも号した千福屋形 小野寺中務少輔家勝貞(しょうすけいえさだ)

 のもとに身を寄せその娘を娶ります(めとる)


 そして自天皇は出羽の四隣を平定し
 武府方より出羽王と呼ばれるようになりました」



               自天皇は殺害されることなく


東北地方に逃れていた


この明白な事実が、なぜ、歴史の表舞台から隠されてしまったのか???



               その理由は簡単


天皇が二人いては困るからだ


北朝の皇統に連なる者
その権威を利用しようという者たちにとって
天皇が二人いるという事実ははなはだまずい
徹頭徹尾、隠し覆すしか他には手はないのである





               しかし


一般の大衆の目を他へそらすことはできても
実際に起きた事実そのものを書き換えることはできない


自天皇はやがて千福屋形家貞の娘との間に一子を設ける

この皇子はやがて南帝として即位するが
ノチノ応仁の乱では、西軍の陣営として参戦したことが
当時の位の高い僧呂の日記などにはっきりと記されている


今でこそ歴史の裏側の押し込められてしまった
もう一人の天皇の存在が、当時は事実として広く認知
されていたことがそれらの記述からもよくわかる

そして何よりも、出羽地方に逃れたもう一人の天皇には
絶対的な強みがあった


           三種の神器の存在である


皇統の正統性を示すシンボルとして
北朝側があれほど躍起になって奪い取ろうとした三種神器

その三種の神器がどのようにして現代まで受け継がれてきたのか
その不思議な因縁について詳しく見ていくことにしょう○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



     南主を支えた「三種の神器」と黄金の国ジパングの金魂の謎



王位継承に必要なもの >>>>>>>神の力を宿したシンボル


ジェームズ・フレイザーの不朽(ふきゅう)の名著

「金枝篇」きんしへん)には、その冒頭に「森の王」を巡る不思議な話が

 紹介されている

 
かつて、イタリアの中部地方のネミという小さな村には
女神ディアーナに仕える森の王がいた

森の王は女神から聖なる力を与えられた森の支配者であった

森の王になりたいと願うものは、二つの条件を満たさなくてはいけない

ひとつは湖のほとりにある聖なる木の金枝を手に入れる
もう一つ、現在の森の王を殺すこと

森の王は新たな王位に就こうとする若き挑戦者から金の枝を守り
自らの力でこれを撃退しなければならない

フレイザー卿の指摘を待つまでもなく王位継承に「金の枝」のような
聖なるシンボルが必要とされるのは古今東西を問わず

人類社会に共通した王位継承制度のようなものである




アーサー王伝説に登場する神剣エクスカリバー
古代中国の伝国璽(こくじ)
フランス王家に伝わるジョワユーズの剣


王位継承に何らかの聖なるシンボル



       所有するものに 聖なる力を与えるという文脈で
       語るならば「旧約聖書」に登場する契約の箱


       ヒットラーが探し求めた「ロンギヌスの槍」


その範疇に入るかもしれない



日本の場合、それが「三種の神器」であった



・八咫の鏡
・やさかにの勾玉
・草薙の剣

以上の三つである




新たに天皇が即位するとき
この三つの神器を先代から譲り受けることで
新たな天皇が正統な皇統であることが証明される
非常に重要な役割を担わされる神宝なのである



八咫の鏡
やさかにの勾玉はアマテラス大神が天岩戸に隠れたとき
ふたたび、アマテラス大神を外に引き出すためにつくられたものとされる


また、草薙の剣は須佐之男命がヤマタノオロチを退治したとき
その尾から出てきた剣であるとされている


古事記によれば、天孫降臨の時にアマテラス大神が瓊瓊杵尊に
(ににぎのみこと)この三つの神宝をさずけた

そしてそれがのちに天皇家に伝えられるようになったのである



              きょうはここまで


    次回は「三種の神器は誰も実在が確認できない」です
        
    そして、黄金の国のお話いたします



お楽しみに