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2014/03/08(土曜) 23:41
中東地域におけるアメリカの撤退と日本の参入
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中東地域におけるアメリカの撤退と日本の参入
サウジアラビアの新聞アッシャルゴルアウサトが、記事の中で、日本とサウジアラビアの国交樹立50周年に際したサウジアラビアのサルマン皇太子の日本訪問を理由に、中東地域における強い日本の復活を明らかにしました。
ロンドン発行のアッシャルゴルアウサトは、アメリカがアジア方面に集中し、中東での役割を低下させようとしている中で、日本などの古くからの同盟国は、これに際して中東地域に進出し、新たな貿易協定や経済協定を説明している、としています。
また、この新聞は日本の原発の稼動停止は、日本の新たなアプローチに都合のよい理由となるとして、「日本政府は古くからの同盟国への依存を減らし、新たな同盟国を見つけられるよう、重要な地政学的バランスを再生しようとしている」と記しています。
さらに、日本とサウジアラビアの関係が良好であることを示し、「日本政府は中東諸国との関係がなかったわけではなく、数十年前から現在まで、多くの中東諸国と関係を持ってきた。これまでの関係の中で最も重要な中心事項は、エネルギーの確保だった」としています。
日本は80年前から現在まで、ペルシャ湾岸諸国から石油を輸入してきました。日本政府は石油のほとんどをサウジアラビアから確保し、現在カタール産、アラブ首長国連邦産のの天然ガスの最大の輸入国となっています。