挑発され続けた日本  戦争やむなし   引き金は通州事件か?! | サファイアのブログ

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               通州事件(その2)




1】通州事件に学ぶ(3/3)
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※昨日からの続き

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旅館の近水楼では入り口で女将らしき女性の遺体があり、着物がはがされ、銃剣で突き刺さされ、また陰部は刃物でえぐられていた。
帳場配膳室での男性の遺体は目玉をくりぬかれ上半身は蜂の巣のように突き刺されていた。
女性遺体は裸体で、局部などに刺突の跡があった。
カフェの裏で殺害された親子の子は、手の指を揃えて切断されていた。
南城門の商店の男性遺体は、胸腹の骨が露出し、内臓が散乱していた
(第2連隊歩兵隊長代理の桂鎮雄の証言 中村粲 『大東亜戦争への道』展転社)

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私が住んでいた北支の150マイル以内のところに、200名の男女、子供たちが住んでいたが、共産主義者によって殺された。
20名はほんの子供のような少女だった。
家から連れ出され、焼いたワイヤーで喉をつながれて、村の通りに生きたまま吊り下げられていた。
空中にぶらぶらされる拷問である。

共産党員は野蛮人のように遠吠えしながら、揺れる身体を銃弾で穴だらけにした。
日本人の友人であるかのように警護者の振りをしていた中国兵による通州の日本人男女、子供たちの虐殺は、古代から現代までを見渡して最悪の集団屠殺として歴史に記録されるだろう。

それは1937年7月29日の明け方から始まった。
そして1日中続いた。
日本人の男、女、子供は野獣のような中国兵によって追いつめられていった。
家から連れ出され、女子供はこの兵隊ギャングどもに襲い掛かられた。
それから男たちと共にゆっくりと拷問にかけられた。

酷いことには手足を切断され、彼らの同国人が彼らを発見したときには、殆どの場合、男女の区別も付かなかった。
多くの場合、死んだ犠牲者は池の中に投げ込まれていた。
水は彼らの血で赤く染まっていた。
何時間も女子供の悲鳴が家々から聞こえた。
中国兵が強姦し、拷問をかけていたのだ。

これは通州のことである。
古い町だが、中国で最も暗黒なる町の名前として何世紀の後も記されるだろう。
この血まみれの事件に380人の日本人が巻き込まれた。
しかし120人は逃げおおせた。
犯され殺された者の多くは子供であった。

この不幸なおびただしい日本人の犠牲者たちは暴行が始まって24時間以内に死んだのだが、責め苦の中で死んでいったのだ。
中国人たちは焼けたワイヤーを鼻から喉へと通し、両耳を叩いて鼓膜を破り、彼らの「助けてくれ」との叫びを聞こえなくさせた。
目玉を抉り出し、自分の拷問者を見られなくした。
アメリカ西部の開拓初期の頃のイロクォイ族もスー族もこんなことまで考案しなかった。
(中略)
こういう事件が起こっているときも、その後も、日本帝国に住む6万人の中国人は平和に生活していた。
彼らの生命や財産は、日本人たちとの渾然一体となった友好的な社会関係の中で守られていた。
私は横浜のチャイナタウンを歩いたことがある。
他の町でも遊んでいる中国人の子供を見つけた。」
(フレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズ著『中国の戦争宣伝の内幕 -日中戦争の真実-』)
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この通州事件のあと、日本はいったいどうしたのでしょうか。
世界中の誰がどうみても、世界史に類例のない残虐非道な事件で、邦人が殺害されたのです。
それこそ北朝鮮ではないけれど、日本は「容赦ない無慈悲かつ徹底した鉄槌を」くだしても、なんら咎められる筋合いはないといって良いくらいの事件です。

けれど日本は、それでも支那との戦争を避けようとしました。
この事件のあとの会議では、日頃意見が衝突しがちな陸軍、海軍それぞれの首脳も、当時の内閣も、全会一致で、それでも戦争を避けようという意見で一致しています。

なぜでしょう。
理由は簡単です。
当時の日本の陸軍兵力は最大で25万です。
これに対して、支那国民党は210万です。
苦しい戦いになることは自明の理です。
加えて、日本がなぜ支那に軍を進出させていたかといえば、それは支那に平和をもたらすためです。
その平和をもたらす使命をもって派遣している日本の兵が、支那で報復のための戦いをする、支那を戦乱のルツボに叩き込むというのでは、話にならないからです。

日本は、日本政府の意思として、8月4日に、支那人たちにたいへん信頼が厚い元外交官で実業家の船津辰一郎(ふなつたついちろう)を通じて蒋介石に、きわめて寛大な和平を働きかけました。
これが「船津工作」と呼ばれるものです。
その骨子は次の通りです。

(1) 塘沽(たんくう)停戦協定、梅津・何応欽(かおうきん)協定、土肥原・秦徳純協定など、
日本に有利な北支那に対する軍事協定をすべて解消する。
(2) 非武装地帯を作る。
(3) 冀東・冀東政権を解消し、南京政府の下に置く。
(4) 日本駐屯軍の兵隊は以前と同じ状況に戻す。

この4項目が何を意味するかというと、その時点で支那国民党が日本に対して希望していたすべての条件を丸呑みする、というものです。
通州事件のみならず、盧溝橋、廊坊、広安門の各事件の賠償さえ要求していません。
223名の邦人が大虐殺されるという被害に遭いながら、いっさいの賠償請求もせず、日本は、逆に支那の希望要求を、全部飲むという条件を提示したのです。

全部飲むのです。
そうなれば、もはや、支那が日本を敵視し攻撃する理由など、何もなくなります。
そうなれば、当然に、支那と日本との軍事的衝突も回避され、亡くなられた方々にはお辛いかもしれないけれど、結果としてその命が、両国の平和、それ以上に、支那の未来永劫の平和な社会建設のために役立つなら、それがいちばん良い解決の道だ、日本はそう判断したのです。

そしてこの船津工作は、8月9日は、上海市内で、日本と国民党双方の代表団が集い、相互に調印を図る段取りとなりました。

ところが、その当日に、上海で大山中尉虐殺事件が起こります。
海軍の上海陸戦隊の大山勇夫(おおやまいさお)中尉(死後大尉に昇進)が、斉藤要蔵一等水兵の運転する車で移動中に、支那国民党の保安隊に包囲され、機関銃で撃たれて死亡したのです。

自動車のわきにあった大山中尉の遺体は、多数の機関銃弾を受けていただけでなく、ご丁寧に頭を青竜刀で割られていました。
斉藤一等水兵は運転台で多数の銃弾を受けて死んでいます。

この事件の発生によって、当日予定されていた日本と国民党との和平会談はご破算になりました。
そしてこの1週間後に起きたのが、第二次上海事変です。

この大山中尉虐殺事件は、今年(2013年)1月に安倍総理がインドネシアを訪問して大歓迎され、翌日には歴史に残る名演説が行われて、日本とインドネシア両国の関係が、一気に素晴らしいものに転換しようとしたその矢先に、アルジェリアで邦人拘束事件が起きて、安倍総理が急きょ帰国、インドネシアでの演説が中止となった、そのときの情況ともよく似ています。
支那の謀略活動は、いつの時代にも常に同じパターンをとりますので、このインドネシアの件も、「もしや」と思ってしまいます。

「かつて日本が支那を侵略した」という人がいます。
けれど、歴史を冷静に振り返ってみれば、日本は北京議定書に基づいて、いわば現代で言うところの国連PKO部隊と同じカタチで支那に軍を派遣していたのです。
それを一方的に襲い、戦乱へと導こう導こうとしたのは、日本ではありません。

以下は先日行われた日本史検定講座の藤岡信勝先生の講義からの引用です。
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「侵略」は、英語で「aggression」です。
「aggression」は、「unprovoked attack」のことをいいます。

「attack」というのは「攻撃」です。
「provoke」は、「挑発」です。
その「provoke」に「un」が付いていますから、「挑発されないのに行われた攻撃」のことを、「aggression=侵略」というのです。

挑発されて、つまり相手が刃を突きつけてきたので、身が危ないからと反撃する。
これは「un」のつかない「provoked attack」です。
ですから「provoked attack」は、全然「侵略」ではありません。

日露戦争も、日本が先に攻撃していますけれど、あれも「provoke」されたから、正当性があるのです。
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盧溝橋、廊坊、広安門、通州と、日本は「provoke(挑発)」され続けました。
そしてついには、国民党が入念に戦闘準備した上海で、第二次上海事変が起こりました。
日本は「provoke(挑発)」され続けたから、「attack」したのです。

つまり、日本は、正当な攻撃を行ったのです。
このことは、通州事件の悲惨とともに、世界の歴史に銘記すべきことです。

みなさん、私たちの国は、盧溝橋、廊坊、広安門、通州と、さんざん挑発(provoke)を受けたから、戦ったのです。
そしてその都度、和平の道を探ろうと、真剣に真面目に努力し、挙げ句の果てには、通州で223人もの邦人を虐殺されるという事態まで招きながら、それでも支那の要求を全部飲むから和平を結ぼうと、譲歩までしているのです。

そして、それにも関わらず「日本が侵略した」とデタラメを喧伝され、挙げ句の果てがそれに迎合する日本人(そのほとんどはなりすまし日本人や在日朝鮮人)たちに嘘八百を刷り込まれ続けてきて、さらには多額の経済的援助金まで支那や朝鮮にふんだくられているのです。

みなさん、日本は目を覚ますべきです。
それはいつですか。いまでしょ!!

もうデタラメはうんざりです。


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書 名:ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!
著 者:小名木善行

出版社:彩雲出版
価 格:1,470円
発売日:2013/11/10(予定)
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