第二次大戦後、米国はソ連を巨大なモンスターにしたてあげた。中国はいまその途上にある。つまり米国の「唯一の超大国」の立場を脅かすもうひとつの超大国にしたてあげられようとしている。今は大変危険な状況だ。
オバマはヘビのような人間だ。ソフトに語りかけはする。しかし無慈悲な人間だ。台湾に120億ドルもの武器を売り、日本にステルス戦闘機を売る。日本は世界第4位の軍事大国になっている。それを「自衛隊」と呼ぶのはかまわないが世界4位の軍事大国であることに変わりはない。
日本より軍事費が多いのは米国、英国、中国だけだ。日本をそういうふうにした共犯者はアメリカに他ならない。日本は米国の武器の最大の得意客なだけでなく、アメリカの行なったクウェートやイラクでの戦争の戦費の支払いをしてくれた。
今年、戦争がアジアに戻ってきた
よく聞いてほしい、アメリカは、こんなことを言いたくはないが、いじめっ子なのだ。日本が
今直面している恐ろしい龍は中国ではなく、アメリカだ。4日前、私は韓国の済州島にいた。
韓国は上海から400kmのその場所に最大の海軍基地を作っている

そこは、中国に対しては沖縄よりも前線に位置する。その意味では沖縄よりも危険な場所だ。

その軍港には世界最大であらゆる核兵器を搭載する空母ジョージ・ワシントンが停泊できる。
そこから出て行って中国のシーレーンを制圧しようというのだ。
韓国と日本が牙を磨き、フィリピンも米軍にスービック湾の基地を戻し、南のシンガポールと新しく同盟を結んだオーストラ

それに台湾と、もと敵国のベトナムまでもが加わって、中国に対抗する。それにミャンマー、タイ、カンボジア、さらにインドもこれに加わろうとしている。
これは大変危険なことだ。NATOが防衛同盟としてスタートしながら、攻撃のための同盟に変化したようなことと全く同じ事がここで起ろうとしている。

***安倍はオバマが何を欲しがっているか知っている。***
なかでも尖閣諸島について、私にはコメントしようがない。
あんなものを巡って戦う気が知れないが、
それなのに戦う価値があるように言われている