派遣労働者男性の実に49.4%が正社員になりたいがなれないでいる厳しい現実

非正規雇用の問題は,大きな社会問題だ。
株価が高騰して景気がよくなる中でも,非正規雇用者にまでその恩恵が届くのはなかなか時間がかかるだろうし,効果も大きくはないはずだ。

政府の統計によれば,派遣労働者として働いている男性の実に49.4%もの男性が正社員を望みながらなれずに,派遣労働者として働いているそうだ。

格差社会はこの先どうなっていくのだろうか。
2011年の正規雇用者数3327万人,非正規雇用者数1802万人

非正規雇用者の内訳
パート 865万人
アルバイト 359万人
契約社員・嘱託 357万人
派遣社員 96万人
その他 126万人

あらためてその数を見てみると,非正規雇用はかなり多いですね。
名目正規雇用であってもブラック企業などもあるでしょうし,雇用情勢はかなり厳しいですね。
母親が婚活中の娘にすべきこととは・・・。

老後はどうするつもりなの
結婚する努力をしているのかしら
あなたの性格が悪いから結婚できないのかも
もっと服装やおしゃれに気をつけなさい
孫の顔が見たいわ

このような発言は未婚女性の母親が良くする発言のようであるが,これは北風側である。

結婚しないマイナス面を理解させることは大切であるが,責められ続けるとなかなか大変である。

では太陽政策であるが,
ずばり結婚観について,親子でたくさん話すことである。
ともに婚活に取り組むという姿勢である。
恋の相談に乗ってみるのもいいだろう。

北風側は,なんであなたはできないの?となるが。
太陽側は,二人で頑張りましょう!となる。

多くの女性の話を聞いていると,母親が北風が何もしないかのどちらかばかりだ。
獅子を谷底に落とすことも時には必要だが,本当に困っているときは手を差し伸べることも必要だ。

だが勘違いしないで欲しい,親が代理で婚活するのは本末転倒だ。
あくまでも良き同姓の相談相手としていることが大きな力になるのだと思う。

さらにこの政策にはメリットがある。婚活中の段階で親の了解というハードルを超えてしまえることだ。

遠くで見守る良き相談相手こそ,母親に求められていることではないだろうか。