婚活ビジネスが実は未婚者を増やしているのかも②(お見合いパーティ編2/2)

お見合いパーティでは事業主と参加者に利益相反関係があり,それが問題だという話の続き。

お見合いパーティではパーティには参加費がかかる。
そしてその参加費から事業主は営利を得ている。
事業主側はカップルが成立しても成功報酬はない。

ここが問題だったわけだ。

そこで解決策を2つほど思いついた。

1つ目は,お見合いパーティ参加者を身分証明書確認型の事前登録制にして,カップルが成立した場合には成立料を取るという方式にすることである。
これでも成立料狙いのサクラビジネスはありうるが,現状の無責任システムよりはマシだろう。
登録制にすることで,既婚者や不埒な参加者を排除できる点も大きい。

ただデメリットも二つほどある。軽い参加や既婚者などができなくなるので,参加者総数が減るリスクと手続きに経費がかかることだ。

2つ目は,結婚式場が事業として手の空いている平日の夜などに,お見合いパーティをセッティングするのだ。
参加費は実費のみにする代わりに,見事成婚した際には,当式場でウエディングを行う旨の契約をするのだ。
もちろんごまかして逃げ切る人もいるかもしれないが,多くのカップルはそこで披露宴をするだろう。
2つ目はビジネスとして成功しそうな気もするのだが・・・。

このネタはまた後で気が向いたら書いてみたいと思う。