☆サンフランシスコ☆ ライフ&ワーク -14ページ目

☆サンフランシスコ☆ ライフ&ワーク

夢は大きく。人生山あり、谷あり。毎日楽しく。日々前進。
そんな私の北カリフォルニア生活。

今日は大変に頭の下がる出来事がありました。

本日、急に友人の体調が悪くなり、

彼女の代わりにあるお家に届け物をすることになりました。

彼女のお家についてインターフォンを押してゲートを開けてもらい、

ドアベルを押してドアが開くのを待ちました。

一度ドアベルを押したけど、何分待ってもドアが開く気配なし。

私はもしかすると聞こえてないんじゃないかなあって思って

またドアベルを押しました。

2度目を押してドアが開くのを待っていると、中から声がしました。

’今、開けま~す。’

たぶん5分以上たってドアが開きました。

ドアを開けてくれた彼女は床にはった状態でした。

私の友人から彼女はちょっと障害があると聞いてました。

たぶん中度のMR(Mental Retardation)。

彼女は這って部屋から玄関まできてドアを開けたのでした。

彼女に事情を伝え挨拶しました。

とても素敵な女性でした。

彼女は一言一言一生懸命言葉を発してました。

それを聞く私も一生懸命でした。

彼女に19歳の男の子がいることや

その息子と2人暮らしでシングルマザーなこと

食事はお手伝いさんがきて作ってくれることなどを話してくれました。

また来週に届け物をしますよ~って

(自分が無職なので)よかったら昼頃にでも来れますよ~

なんてのんきなことを言ったら

’4時まではお仕事なの。今日はたまたまオフだったの。’

って言われてしまいました。ヽ(;´Д`)ノ

毎日お仕事もしてるそうです。

本当に頭が下がりました。

私も頑張るぞ~ガッツ


このあいだはサプライズで彼にサンフランシスコシンフォニーに

連れていってもらいました。ハート

サンフランシスコシンプォニー前から行ってみたかったのよ!


ピアニストはEmanuel Ax氏。

今回の演目はストラウス。

Emanuel Ax氏とっても気持ちよさそうにピアノを演奏してました。

あれだけ指を動かせたら気持ちいいだろうな~。

ってか、ワタクシ初めてこのピアニストのことを知りましたけど。

後ほどググってみたところ

もともと旧ソビエト連合(ウクライナ)の出身で

ナチのコンセントレーションキャンプのサバイバーだそうです。

6歳でピアノを始め、その後家族でポーランド、カナダへと移住し

そしてまたニューヨークに引っ越し、ジュリアードで音楽を勉強。

奥さんは日本人ピアニストのヨーコ ノザキさんで

お子さん2人のお父さんでもあります。

ヨーヨーマとのコラボも有名で、グラミーアワード受賞者ですって。


ほ~すごい!


過酷なナチの強制キャンプを乗り越えて、

そこからピアニストで成功するって並大抵の苦労ではなかったハズ。

不屈の精神がなければ絶対やってこれなかったでしょう。

肝心の演奏は、
ダイナミックというよりは繊細な演奏スタイルで

彼の人柄が反映されたようなピアノ演奏でした。

ピッチの高いメロディーや早いメロディーの演奏がすばらしかったです。


 Emanuel Ax氏の演奏もすばらしかったのですが、

彼の演奏が終わった後、一番最後にオーケストラが演奏した

チャイコフスキーが私としては一番気に入りました。

あと、指揮者のコンダクトがとってもよかったな。(-^□^-)

SF Symphony2
演奏が始まる前に取ったホール内。


SF Symphony
天井も素敵だったのでついでに。


やっぱりクラッシック音楽はいいなあと思った夜でした。音符


ただいま11時。

私をのぞく皆様 (人間1プラス猫2匹)、すでに爆睡体制デス。

みんな気持ち良さそうに寝てるなあ。

ちなみにうちの猫は早寝、早起きです。



Sleeping Phoenix3


Sleeping Phoenix 2
激写にもびくりともしないよ~。


 
Atom in a small bed

こちらはいつもの子猫用ベッドでお休み中。


いい夢みてね。おやすみ~。ハート