なんかSNSで生体の肥満が騒がれたたりもしてますが、

せっかくブログなんで所見でも書いておきます。


理想体型ですが、

飼育経験が長い人ほど"余計な"肥満は避けようとするような気がしてます。


少なくとも長生きさせる為に肥満させたほうがいいという話は聞いたことがないですね。



一応、基本的な飼育に関しては太っているか痩せているかは大きく影響したことはないです。

食欲が変わったり健康を損なったりがすぐすぐ起こるわけではない(一部、脱皮不全であったり卵詰まりが起きやすいなんて話は聞きますが、要因が他にも考えられちゃうので肥満に限った話にするのは乱暴かな?)と思ってます。


ただ基本暗がりで省エネしてる生き物が多量の食事に晒されて肥満体型になるのは健康面にプラスかと言われるとそんなことはないように考えます。


また、最近の海外のブリーダーからきた生体を見ていると、太り方が強くてサンショウウオみたいな体型の子が多いような…購入後のケアとかまあ、単純に太ってたほうが可愛く見えるとかいろいろ理由はあるんでしょうが😥


ベビー期から温度を上げて成長サイクルを早回しして早めに繁殖ラインに乗せるのは昔から商業ブリードとしては行われてきたことなのですが、

人間でもそうですが幼児期に肥満細胞にしてしまうとニシアフも太りやすく痩せにくい体質になってしまうようですね。ウチでも初期に購入した子にはその傾向が見られますね。


こうなると体型をスマートにしようとしてもなかなか減らないものですから可能ならば若年のうちにあまり無理させないほうがいいのかな、と思います。



また、野生個体を多数取り扱っている身からすると「その体型は本当に健康的ななのか??」と思わされる子もたまにお見かけするので、

基本的には粗食にも強い生き物ですからカワイイから、と言わずニシアフに合った体型とはどんなくらいなのかな、と一考頂けたら幸いです。



ウチのファームとしての体型の見方とか、

食餌に対しての考え方とかまとめるかなぁ…

とか考えると筆が進まないというジレンマ。笑