ニシアフのモルフには「オレオ」という品種があります。


白黒が強調されるモルフで、お菓子のオレオから命名されたそうです。カワイイですね。


このブログなんで、モルフの解説は詳しくしないで私の気になる部分をひたすら書いていくんですが。笑


もともとのニシアフはイエロー〜ブラウンみたいな色が多く、なんでそんな子が白黒になるかって言うと黄色と赤色が欠乏、消失するからなんです。

こう言う子のことを"アザンティック"と言います。


で、この意味なんですけど"ザンティック"がが「黄色いもの」という意味でそれに否定の接頭語の"a"がついたもので「黄色くないもの」となります。



黄色くないもの??赤は??



ざっくり答えを言っちゃうと、赤は黄色が元になってできるから黄色が現状、消失するとそのまま赤も減少、消失しちゃうんですよね。笑


結果白黒が強調された子が出来上がる、と言うわけでございます。


さて、そんなオレオなんですが実は実際のとこ黄色が消失するタイプではなく減少するタイプなんで、個体によっては黒より若干赤みがかったりする子が多いですね。

薄紫っぽい色にもなったりもします。(オレオズールーだとより顕著ですけど)


白黒がより美しいオレオ、みたいな意見もありますが、それはそれとしてふんわり色の乗ったオレオも温度が上がったりした時、すごいキレイな発色を見せたりするので、おうちにオレオのニシアフがいたら是非そんなところも観察して頂きたいな、と思う次第です。