※あくまで仮定の話をしてます。
前回の終わりで
ゼロ/スティンガーは潜性遺伝するし、多因子遺伝も起きると書きましたがそれについてもう少し詳しく仮説を立ててみます。
遺伝には連鎖というものがありまして、
ゼロ/スティンガーはもともとパターンレスの遺伝子に連鎖したものなんじゃないかという意見はちらほら聞いた事があったんです。
なのでスーパー体がパターンレスと同様の見た目であったり、パターンレスの共顕性なんではないかという意見があったりするのも当然で、しかしながらそれだと説明がつかない遺伝が存在したりするんですよね。
(実証を見たわけではないんですが、パターンレスを持たないゼロがいるとも聞きます)
なのでゼロ/スティンガーの潜性遺伝に関してはあり得ると考えてもいいと思っています。
で、現在よく見られるゼロが何故生まれるかですけど、ゼロをストライプとスティンガーの中間形質と考えます。
ストライプは顕性形質なのでヘテロで表現が出て、スティンガーは本来ヘテロでは表現が出ないはずですがストライプの影響を受けてスティンガーの中間形質が不完全な状態で発現することは十分考慮に値するのではないかと考えました。
一応、ヘテロの状態でもズールーの特徴である透明な鱗やパターンレスでバンドの変形はよく見られる表現だったりするので、これもまた多因子による影響と考えるとヘテロスティンガーの影響を受けてゼロが発現する、というのもあながちあり得ないことではないような気がしてきます。
そうするとゼロの模様がドーナツ型だったり、真ん中が凹むタイプだったり、薄くストライプに沿って現れたりする理由にも関連するというのも考慮に入りますね。
更に発展して考えるのであればヘテロ表現に関わる遺伝子の一つがゼロ/スティンガーだったりしたら…かなり夢の広がる話ですよね。😊