娘が亡くなってから
自分は色々変わってしまった。
できないことが一気に増えた。

まず友達とのやりとり。
メールをするのが一苦労。
最近じゃ既読スルーばかり…
電話なんてとても無理。

心配してくれて気にしてくれて
ありがたくて涙が出るけど
返信するのに相当エネルギーがいる。
そのエネルギーが全く出てこない。

絵文字やスタンプも使えなくなった。
文章のみが精一杯…
ブログのコメントや返信もなかなか
できず…いいねを押すばかり。


あんなにはまってたインスタも終了。
人が何してようと興味なくなった。
友達の投稿は絶対見れない。
自分とはかけ離れた世界に感じて
心が乱されるから耐えられない。


あとは趣味の色々。
お菓子作りや手芸、アウトドア。
これら全て封印。
娘と一緒に楽しんでたものばかり。

お友達もたくさん巻き込んで
大勢でワイワイ楽しんでたのにな。
今やひっそりと引きこもりの生活。
家族以外と話すこともほとんどない。
今までの賑やかな生活は
何だったんだろう…
夢を見てたのかな。


読書だけはずっと続けているけど
読むジャンルが変わった。
小説が好きだったけど
全然読めなくなった。
自分の人生が一変してしまって
まるで小説を読んでるようで。
これ以上、人の人生に一喜一憂する
余裕がなくなってしまった。

その代わり、命や死に関する本は
貪るように読むようになった。
それと漫画。
小説を読まない代わりに漫画を
読むようになった。
現実逃避させてくれて
しかも色々考えさせてくれる。

今読んでるのはいくえみ綾の
「潔く柔く」
亡くなった人を想う様々な人の
人生が交差していくのが興味深い。
「コウノドリ」も一気に読んだ。
やっぱり命が関わるものに惹かれる。


他にできること。
1人でランチとかはできる。
今日もふらっとイタリアンを食べに
行ってきた。
ワイワイと食べるのではなく
本を読んだりしてただ黙々と食べる。
美味しいと思う気持ちは
無くなってないからよかった。


こうして考えると
娘が旅立ったことで
外に向いていたエネルギーが
一気に内に(自分に)向いた気がする。

自分にとって本当に大切なことを
改めて考える時間やきっかけを
もらっているのかもしれない。

こんなことでもない限り
外の世界にずっと影響を受けながら
それがいいと思って暮らしてたはず。

でもこんなことが起きて
一気にそれが変えられてしまった。
大きな力で動かされた感じ。


できないことが増えたけど
それは今の自分には必要ないという
ことなんだと思う。
だからじたばたしない。

相変わらず悲しくて寂しくて
気をゆるすとすぐに泣けてきて
状況は何も変わってないけど…
できることに少しずつ目を向けて
いけたらと思う。
そこにヒントがあるような気がする。