17列目から2等席になります。
1等席とは1mくらいの通路があるだけ。
演者は目の前を歩いて通るし、
足は伸ばせるし
とても見やすい良い席でした。
11時からの第一部は「旅噂岡崎猫」という
化け猫の話。
そして、幕間のお弁当タイム。
わたしのお弁当はヒレカツサンド
娘は予約していたミクさん弁当
2本目の「今昔饗宴千本桜」
ミクさんの登場です。
歌舞伎にもペンライトを持ち込みます。
画面ではペンライトの使い方の説明があります。
新橋演舞場と比べて
最初は空席が目立っていましたが
ミクさんの部になって人が増えました。
思ったより、年齢層も高く
ペンライトもお持ちの方が多かった。
七之助の舞鶴姫は美しく
勘九郎の朱雀は凛々しく、
ここだけは双眼鏡を取り出しました。
カーテンコールで中村獅童が
客席をまわり煽ったり
宙乗りしたりしているのを見ながら
中村兄弟は顔を近づけて
おしゃべりしている姿が好ましかった。
2回目の歌舞伎観劇でしたが
思ったことは、
歌舞伎にストーリーは求めない。
言ってしまえば、ひっちゃかめっちゃか(死語
ミクさんの話ならそれでおっけーなのですが、
最初の化け猫の話は
これが江戸の娯楽なんだなぁ、
そこに、
情とか道徳とかは入れてはいけないんだぁ、
という感じ。
旅の途中の赤ちゃん連れの夫婦が
一夜の宿にしたところの主が
化け猫で、親切な女のひとも奥さんも
赤ちゃんまでも食べてしまう。
その化け猫を旦那が退治して
化け猫と旦那が見栄を切る。
歌舞伎にも人情噺があるのでしょうに
この演目をなぜ選んだのでしょう。
初音ミクと合わせてやるのには
あまり相応しくないような。。
歌舞伎素人が多いのでしょうから
もっと馴染みのある、
この先も歌舞伎に興味を持てる演目に
したほうがよかったのでは、と思います。
観劇した翌日にテレビで
平成中村座のドキュメントをやっていました。
玉三郎の指導など、とても面白かった。
その中村座の最後の仕掛けをみるたびに、
実際に見てみたいと思います。
そういう方向にしたほうが
理不尽な化け猫より
歌舞伎ファンを伸ばせそうな気がします。
桟敷席の入り口は個別にありました。
思い切って、
次は桟敷席でみることにします。
お土産を買いに。
ミクさんといえば長葱。
可愛い!
包装はミクさん
中身はどら焼き
これは、あまり美味しくなかった。
わたしは、切腹最中を購入。
美味。
美味。美味。
娘はこちらのセット
コースターが可愛くて持って帰ってきた。
こういうグッズを出してくれたらいいのに。
断られました。
初音ミク以外に興味を持たない娘って一体、、
仕方ないので
帰りに渋谷に寄りたいと思っていたのに
食べて満足してすっかり忘れてしまいました。
渋谷では
ツムツムイベントやっていたのに、、
ざーんねん!
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