9月の読書メーター
読んだ本の数:5
<「犯罪」でしかつながれなかった―。
万引き・年金不正受給・虐待…。
是枝監督が自ら描く、映画ではかなり尽くせなかった「家族」の在り方>
面白かった。
映画のキャストを知らないで読んでいたが
あとから知っても、あってるように思えた。
読了日:09月15日 著者:是枝 裕和
<資産家の娘・早百合に意中の相手がいるのか。
調査を依頼された探偵の木暮と菜々は、
最後の候補者と早百合がスクランブル交差点ですれ違うよう仕向ける。
だが、その寸前になぜか木暮は早百合に電話を入れた…(「意中の交差点」)。
借金苦から、休暇を利用して質屋に押し入った刑事の角垣。
逃走中に電柱に衝突するも目撃者はなく、無事逃げおおせた。
だが、なぜか上司の南谷は、角垣が犯人だと見抜くのだった…(「ある冬のジョーク」)。とっておきのアイデアを注ぎ込み、ストイックに紡がれた贅沢な作品集>
すごく真面目な話で
少しのひねりも入っているのだけれど、
きっとすぐに忘れると思う。
読了日:09月20日 著者:長岡 弘樹
<「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」
突然の依頼に作家の「私」は、
かつての凄惨な体験を振り返る。
解けない謎、救えなかった友人、
そこから逃げ出した自分。
「私」は、事件を小説として発表することで
情報を集めようとするが―。
予測不可能な展開と
どんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。
一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ>
内容も知らずに作家名だけで図書館で予約するので
この本が怖い話だと読むまで知らなかった。
図書館の本にも帯をはずさないでつけていてほしいなぁ。
怖い話だろうと違う話だろうと。
本を読む人って帯が好きだと思う。
読了日:09月23日 著者:芦沢 央
<忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない。
新しい記憶を留めておけないこよみと、
彼女の存在がすべてだった行助。
『羊と鋼の森』と対をなす、著者の原点にして本屋大賞受賞第一作>
「誰かが足りない」以来の作家さん。
本屋大賞も読んでいません。
2冊だけ読んだ印象は同じ。
この題名のように静かな話。
読了日:09月25日 著者:宮下 奈都
<フリーライターの原田璃々子は、
民俗学の講師だった先輩・島野仁と東京二十三区を巡り取材をしている。
板橋区を訪れた二人は、自殺の名所、高島平団地に向かった。
だが―「私が探している場所は、ここではありません」。
彼女は“何を”探しているのか>
先月、読みかけのまま期限になり返却した本。
まだあったのでもう一度借りてきた。
オチを書きたくて作った話なのかな。
読了日:09月25日 著者:長江 俊和