2018年7月読書リスト | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

 7月の読書メーター

にらみ にらみ


<“にらみ”とは、刑事が公判を傍聴し、

被告人が供述を翻したりしないよう、無言で圧力をかけること。

事務所荒らしで捕まり、

懲役五年の判決を受けた窃盗の常習犯・保原尚道は、

仮釈放中に保護司を殺害しようとした容疑で逮捕された。

取り調べを担当する片平成之は、

四年前の保原の裁判で“にらみ”をしていて面識があった。

保原は自首しており、目撃者による面通しも終えているのだが、

片平は納得していない。

保原は人を殺めようとするほどの悪人なのか―

(「にらみ」)驚きと情感あふれるミステリー傑作集! >


先月読んだ中山七里の「護られなかった者たちへ」の表紙の

怒りたくなるくらいの気持ち悪さ(わたしだけだとは思うけど)とは

違うけれど、これも表紙がよくない。

一か月前に読んだばかりなのに

この表紙のイメージだけで内容は忘却・・・・・

読了日:07月04日 著者:長岡 弘樹



棲月: 隠蔽捜査7 棲月: 隠蔽捜査7


<竜崎伸也、大森署最後の事件!?

 正体不明の敵に立ち向かう、激動の長編第7弾。

私鉄と銀行のシステムが次々にダウン。

不審に思った大森署署長・竜崎は、

いち早く署員を向かわせるが、警視庁の生安部長から横槍が入る。

さらに、管内で殺人事件が発生。

電話で話した同期の伊丹から「異動の噂が出ている」と

告げられた竜崎は、

これまでになく動揺する自分に戸惑っていた――。

大人気警察小説シリーズ、待望の第9作! >


安定のシリーズ。

その分、竜崎も世間ずれの幅が狭くなってきたようで

その辺りは残念。

次回でまた移動になるので

いつものやりとり(浅見光彦の刑事局長の弟とばれるときみたいな)が

また始まるのか

警視庁の近所の神奈川県警なのでその人物像は広まっているのか。



読了日:07月11日 著者:今野 敏


 

悪徳の輪舞曲 悪徳の輪舞曲


<悪辣弁護士・御子柴礼司を妹・梓が30年ぶりに訪れ、

母・郁美の弁護を依頼する。

郁美は、再婚した夫を自殺に見せかけて

殺害した容疑で逮捕されたという。

接見した御子柴に対し、郁美は容疑を否認。

名を変え、過去を捨てた御子柴は、

肉親とどう向き合うのか、そして母も殺人者なのか? >


これもシリーズもの。

ただ主役の弁護士が14歳で殺人を犯しているという。。


この作家さんは魅力的な主人公のシリーズをいくつか持っているが

共感できるところはないのに

御子柴の話がいちばん好きかな。



読了日:07月22日 著者:中山 七里



伴走者 伴走者


<「お前は伴走者だ。俺の目だ」

『夏・マラソン編』「速いが勝てない」と言われ続けた

淡島は伴走者として、

勝利に貪欲で傲慢な視覚障害者ランナーの内田と組むことに―。

『冬・スキー編』優秀な営業マンの涼介は、

会社の方針で全盲の天才スキーヤーの

女子高生・晴の伴走者をするよう命じられるが…。

自分ではなく他人のために勝利を目指す>


Twitterで糸井重里が絶賛していた二人目のひと。

一人目の

「燃え殻」さんの「ボクたちはみんな大人になれなかった」は

わたしには合わなかったので

今回の「伴走者」もあまり期待していなかったが

こちらは面白かった。

並行して読んでいた「魔女の胎動」もスポーツもの。

面白さは東野圭吾の上を行ってました。

糸井重里の信頼度は50%に上昇。


読了日:07月24日 著者:浅生 鴨


魔力の胎動 魔力の胎動


<自然現象を見事に言い当てる、

彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。

彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。

東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚>


映画にもなってるシリーズで

評判もよいようですが、

これを読み始めてすぐに

「ラプラスの魔女」の図書館予約を取り消しました。



読了日:07月27日 著者:東野 圭吾


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