読書リスト~2018年4月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

 

いなくなった私へ (『このミス』大賞シリーズ)いなくなった私へ (『このミス』大賞シリーズ)


<人気シンガソングライターの

上条梨乃は、

渋谷のゴミ捨て場で目を覚ました。
そこに至るまでの記憶はない。
通行人に見られて慌てるが、

誰も彼女の正体に気づく様子はなく、

さらに街頭に流れるニュース
――梨乃の自殺を報じたニュース――に、

梨乃は呆然とした。
自殺したなんて考えられない。

本当に死んだのか? 

それなら、ここにいる自分は何者なのか? >


「私は間に合えなかった」(359p)という言葉、

気持ちが悪い。


読了日:04月06日 著者:辻堂 ゆめ



おかんメールおかんメール


<かわいい娘へ。いとしい息子へ。

母の愛と破壊力に満ちた

“爆笑”メッセージ集>


大腸の検査の時、2リットルの下剤を飲みながら

病院図書にあったこの本を読んだ。

この先に待っていることを知らずに

笑ってたときが懐かしい。。


このシリーズの本をもう読めないかも。


読了日:04月11日 著者:



Mの女 (幻冬舎文庫)Mの女 (幻冬舎文庫)


<ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。

第一印象からタケルに不穏なものを感じていた冴子は、

一通のファンレターを契機に、タケルに不審を抱き、

彼の過去を探ることに。

するとそこには数多くの死が……!

逆転に次ぐ逆転。鮮やかに覆っていく真実>

 

図書館の予約を半年待ってやっと読んだのに

読み終えた先から忘れる。

待った甲斐のなかった本。


読了日:04月15日 著者:浦賀 和宏


ミステリークロックミステリークロック


<犯人を白日のもとにさらすために――

防犯探偵・榎本と犯人たちとの頭脳戦。

様々な種類の時計が時を刻む晩餐会。

主催者の女流作家の怪死は、

「完璧な事故」で終わるはずだった。

そう、居あわせた榎本径が、異議をとなえなければ……。

表題作ほか、斜め上を行くトリックに彩られた4つの事件>



「悪の教典」辺りまではついていかれたけれど、

以降は、絵が想像出来なくて読むのにも力がいると思わされる話が多い。

斜め読みからついに諦めた。


読了日:04月15日 著者:貴志 祐介


いちのすけのまくらいちのすけのまくら


<落語のイントロ「まくら」を

ガラケーで書いてみました。

噺家・春風亭一之輔、初のエッセイ集。

「忖度」「相撲」「ノーベル賞」「解散」

「○○ファースト」「金メダル」「○○ハラ」など

旬のお題に合わせて綴られていく、

まさに読む「まくら」!俳優・東出昌大との対談も収録>


「選挙」のところで「開票0%で当選確実」と

2回繰り返してるけれど、これ「0」じゃなくて「○」だと思うのですが。


「ノーベル賞」でBディランを南こうせつに例えるとは一之輔さんお若い。

画像を見て陽水に変更してたけれど、

そこはやはり拓郎でしょう、と昭和30年代生まれは思うわけで。

小三治師匠の話は高座でも文字でも好き。


読了日:04月15日 著者:春風亭一之輔



刑事の怒り刑事の怒り


<被害者と加害者、

その家族たちの“想い”をみつめてきた刑事・夏目信人が

出会う四つの事件。

社会の歪みが生み出す不平等に、

虚しさを抱えつつも懸命に前を向く人々

。非力な彼らを餌食にする犯人を前に、

刑事のまなざしが怒りに燃える。

私たちが願うのは、被害者の幸せだけでいいのだろうか?>


このシリーズ、好き。

大事に読もうと思うひと。



読了日:04月27日 著者:薬丸 岳




注文をまちがえる料理店注文をまちがえる料理店


<まちがえることを受け入れて

まちがえることを一緒に楽しむ「認知症を抱える人」が

接客をする不思議であたたかいレストランのものがたり>


ひとが面白いと言っている本を読みたいなと

思っていた時に
読書メーターでお奨めされていた本。

自分の選択だけじゃたぶん手にしなかった。

 


読了日:04月27日 著者:小国 士朗

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