読書リスト~2017年12月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

 

このところ、本をあまり読んでいない。

ずっと続けてきたこの読書リストも

いつからか頓挫している。


去年読んだ本は

斜め読みした本も含め、81冊。

うち漫画などが9冊。


去年の12月のまとめから

また読書リストを再開しようと思います。



12月の読書メーター


ボクたちはみんな大人になれなかった ボクたちはみんな大人になれなかった


【とっくに大人になった今になって、夢もない、金もない、

手に職もない、二度と戻りたくなかったはずの“あの頃"が、

なぜか最強に輝いて見える。

ただ、「自分よりも好きになってしまった人」がいただけなのに……

各界で“オトナ泣き"続出、

web連載中からアクセスが殺到した異色のラブストーリー】


Twitterで糸井重里が

この物語を絶賛していた。

去年、いちばん読みたかった本かも。

ただ「オトナ泣き続出」なんて言葉が売りになっている本だと

知っていたらここまで心待ちにしなかった。


ストーリーとしては、予想通り「オトナ泣き」することもなく

内容もそれほどじゃなかったけれど

もうちょっと若いころに読むことができたなら

わたしももう少しは敏感に反応したかも。


例えばこんな言葉。

『いま孤独なんだ を いま自由なんだ って言い換えると

 鎮静剤くらいには効く』



長い間生きていると

孤独にも慣れてしまっているしね。


ただ、


『美味しいもの美しいもの面白いものに出会ったとき

これを知ったら絶対喜ぶなという人が

近くにいることを幸せと呼びたい』


こういうことはわたしも常に思っている。


読了日:12月04日 著者:燃え殻



誰かが見ている 誰かが見ている


【夫婦にも親子にも恋人にも「裏」がある。

女性4人が繰り広げる極限のサスペンス!

千夏子…

ブログに虚偽の「幸せな育児生活」を書くことが止められない主婦。

結子…

年下の夫とのセックスレスに悩む、アパレル店の店長。

春花…

ストレスで過食に走り、恋人との結婚だけに救いを求める保育士。

柚季…

優しい夫と娘に恵まれ、円満な家庭を築いているように見える主婦。

それぞれの思惑が意外な形でリンクする時、

絶望と希望の天秤が激しく揺れる 】


辻村深月が受賞した

メフィスト賞を獲った話だったので読んでみた。


同じく受賞作の

「ハサミ男」も「すべてがFになる」も

辻村深月の受賞作でさえも

わたしは合わなかったんだと想い出した。


読了日:12月07日 著者:宮西 真冬



我が子を殺した男 (光文社文庫) 我が子を殺した男 (光文社文庫)


【家庭内暴力に手を焼き、

「いずれ私か妻が殺される」と、

島内は息子の亮太を殺した―。

その島内家で、再び殺人事件が―。

過去と現在が複雑に絡み、浮かび上がる真相】


インパクトが強いのは表題作だけで

面白いミステリーだった。


読了日:12月09日 著者:深谷 忠記



ワルツを踊ろう ワルツを踊ろう


【金も仕事も住処も失った“元エリート"溝端了衛が帰った故郷は、

7世帯9人の限界集落に成り果てていた。
携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。

地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、

不審な出来事が起こりはじめ…】


中山七里に油断していた。

このひとは、わたしが唯一読んでいない

「カエル男」のような話を書く人だった。

全く出だしからは想像が出来ない身もふたもない終わり方。

いちばん悪い人はとてもわかりやすかったし

これは駄作。



読了日:12月16日 著者:中山 七里



バック・ステージ バック・ステージ


【新入社員の松尾は会社で、

先輩の康子がパワハラ上司の

不正の証拠を探す場面に遭遇するが、

なぜかそのまま片棒を担がされることになる。

翌日、中野の劇場では

松尾たちの会社がプロモーションする

人気演出家の舞台が始まろうとしていた。

その周辺で4つの事件が同時多発的に起き、

勘違いとトラブルが次々発生する。

バラバラだった事件のピースは、松尾と康子のおかしな行動によって繋がっていき…】


退屈な話だった。

読み終えてたいして時間が経っていないのに

記憶からすでに飛んでいて

読書メーターに記録してなかったら

内容どころか、読んだことも忘れていたかも。


読了日:12月27日 著者:芦沢 央

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