このところ、本をあまり読んでいない。
ずっと続けてきたこの読書リストも
いつからか頓挫している。
去年読んだ本は
斜め読みした本も含め、81冊。
うち漫画などが9冊。
去年の12月のまとめから
また読書リストを再開しようと思います。
【とっくに大人になった今になって、夢もない、金もない、
手に職もない、二度と戻りたくなかったはずの“あの頃"が、
なぜか最強に輝いて見える。
ただ、「自分よりも好きになってしまった人」がいただけなのに……
各界で“オトナ泣き"続出、
web連載中からアクセスが殺到した異色のラブストーリー】
Twitterで糸井重里が
この物語を絶賛していた。
去年、いちばん読みたかった本かも。
ただ「オトナ泣き続出」なんて言葉が売りになっている本だと
知っていたらここまで心待ちにしなかった。
ストーリーとしては、予想通り「オトナ泣き」することもなく
内容もそれほどじゃなかったけれど
もうちょっと若いころに読むことができたなら
わたしももう少しは敏感に反応したかも。
例えばこんな言葉。
『いま孤独なんだ を いま自由なんだ って言い換えると
鎮静剤くらいには効く』
長い間生きていると
孤独にも慣れてしまっているしね。
ただ、
『美味しいもの美しいもの面白いものに出会ったとき
これを知ったら絶対喜ぶなという人が
近くにいることを幸せと呼びたい』
こういうことはわたしも常に思っている。
読了日:12月04日 著者:燃え殻
【夫婦にも親子にも恋人にも「裏」がある。
女性4人が繰り広げる極限のサスペンス!
千夏子…
ブログに虚偽の「幸せな育児生活」を書くことが止められない主婦。
結子…
年下の夫とのセックスレスに悩む、アパレル店の店長。
春花…
ストレスで過食に走り、恋人との結婚だけに救いを求める保育士。
柚季…
優しい夫と娘に恵まれ、円満な家庭を築いているように見える主婦。
それぞれの思惑が意外な形でリンクする時、
絶望と希望の天秤が激しく揺れる 】
辻村深月が受賞した
メフィスト賞を獲った話だったので読んでみた。
同じく受賞作の
「ハサミ男」も「すべてがFになる」も
辻村深月の受賞作でさえも
わたしは合わなかったんだと想い出した。
読了日:12月07日 著者:宮西 真冬
【家庭内暴力に手を焼き、
「いずれ私か妻が殺される」と、
島内は息子の亮太を殺した―。
その島内家で、再び殺人事件が―。
過去と現在が複雑に絡み、浮かび上がる真相】
インパクトが強いのは表題作だけで
面白いミステリーだった。
読了日:12月09日 著者:深谷 忠記
【金も仕事も住処も失った“元エリート"溝端了衛が帰った故郷は、
7世帯9人の限界集落に成り果てていた。
携帯の電波は圏外。住民は曲者ぞろい。
地域に溶け込もうと奮闘する了衛の身辺で、
不審な出来事が起こりはじめ…】
中山七里に油断していた。
このひとは、わたしが唯一読んでいない
「カエル男」のような話を書く人だった。
全く出だしからは想像が出来ない身もふたもない終わり方。
いちばん悪い人はとてもわかりやすかったし
これは駄作。
読了日:12月16日 著者:中山 七里
【新入社員の松尾は会社で、
先輩の康子がパワハラ上司の
不正の証拠を探す場面に遭遇するが、
なぜかそのまま片棒を担がされることになる。
翌日、中野の劇場では
松尾たちの会社がプロモーションする
人気演出家の舞台が始まろうとしていた。
その周辺で4つの事件が同時多発的に起き、
勘違いとトラブルが次々発生する。
バラバラだった事件のピースは、松尾と康子のおかしな行動によって繋がっていき…】
退屈な話だった。
読み終えてたいして時間が経っていないのに
記憶からすでに飛んでいて
読書メーターに記録してなかったら
内容どころか、読んだことも忘れていたかも。
読了日:12月27日 著者:芦沢 央
読書メーター

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