その昔「ぶ~け」という漫画雑誌で
吉野朔実さんの連載を読んでいた。
特にファンだったわけじゃないが
髪の毛の描き方が印象的で真似してよく描いたことを想い出す。
それから長い年月が経って
「お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き」に出逢う。
本を漫画で紹介してくれるその本がとても面白くて、
その後全シリーズを読破。
穂村弘と親交があると言うので穂村ファンの姪に勧めたら
すぐにはまってくれた。
〇 お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き
〇 お母さんは「赤毛のアン」が大好き
〇 弟の家には本棚がない
〇 犬は本よりも電信柱が好き
〇 本を読む兄、読まぬ兄
〇 神様は本を読まない
〇 悪魔が本とやってくる
2013年の暮れに「神様は本を読まない」を読んだときに
読書メーターに書いたわたしのコメント
<私生活を描いているのに、家庭は見えていない。
『男の影』があったように思ったのは穿ち過ぎ?
吉野朔実には幸せな家庭生活に入らず、
ぶちぶち文句言いながら一人で、
もしくは犬と、もしくは高齢の親と暮らしていてほしい。
何もかも手に入れてる人じゃ面白くないんだもの。
自分勝手な読者で申し訳ない>
そういえば吉野朔実さんがお奨めしてくれた「ピダハン」って本、
当時は図書館の予約が多かったのでやめていたが
いまなら予約もないくらいだろうから読んでみようかな。
吉野朔実さん、57才。残念。
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