2015年9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2303ページ
彼女は存在しない (幻冬舎文庫)
ネタバレ注意です!
<平凡だが幸せな生活を謳歌していた
香奈子の日常は、
恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。
同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、
多重人格の疑いを強めていた根本
。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。
その出会いが意味したものは…>
最後の一行を書きたかったための辻褄合わせの話みたい。
家での生活の描写がないことや、
恋人が亡くなったときの淡白さに違和感があり、疑い続けた。
オチは、同じ病気の人が二人って…。
ちょっとがっかりだったけれど
この人の本はもう少し続けて読みたいかな。
読了日:9月1日 著者:浦賀和宏
引き続き、ネタバレ注意です!
<捜査中、頭に銃弾を受け生死の境を彷徨った
警視庁捜査一課の刑事・石川安吾。
奇跡的に覚醒した石川は「死者と対話ができる」という
特殊能力を身に付けていた。
都内の高架下トンネル内で起きた不審な惨殺事件。
被害者の男は全身を刺されていた。
現場に駆けつけた石川は横たわる遺体に語りかける。
「あなたを殺したのは誰ですか」―>
大好きな作家さんの金城一紀原作本。
ドラマがとても面白かったので、
わたしとしては珍しく購入。
前半は面白く読めた。
死者と話せる主人公の話にリアリティーがないというのも変かもしれないけれど、
本の後半は不死身すぎる。
それに、鬼。正体がわからないままとは!!!
せっかく面白いドラマなんだから、もっと丁寧に話を作って欲しかった!
これとは違う話でドラマの特別編を期待。
読了日:9月2日 著者:古川春秋
読了日:9月14日 著者:コウケンテツ
ウツボカズラの甘い息
<容疑者は、ごく平凡な主婦――のはずだった。
殺人と巨額詐欺。
交錯する二つの事件は人の狂気を炙り出す戦慄の犯罪小説>
今回の題名もよくないねー。
装丁も、絵がへたで趣味が悪い。
これで面白ければ相殺されたのに。
成り代わり、文絵の解離性障害と子供のこと、秦の妻のこと…、
材料をいくつも出しただけで、どれも平坦なまま終わった。
読了日:9月19日 著者:柚月裕子
ブログの人が読んでいたので
なるほど、こういう本を読めば
ビーズの力になるのかと
図書館に予約。
ビーズとは関係のない話に納得したところがあったんだけど
忘れてしまった・・・・・・・(-_-;)
読了日:9月20日 著者:勝馬ちなつ
<3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、
娘を誘拐したと匿名電話がある。
自力で誘拐犯を捕まえるため動き出すが、
誘拐事件はやがて
真志がすべてを失った原因となる過去の事件へとつながり!? >
柚月裕子もそうだけど、この人も新刊が出ると
すぐに予約する。図書館にだけど^^;
毎回期待はして読むが、毎回面白いわけじゃない。
最近の柚月裕子には連敗しているが
薬丸岳はそつなくこなしている風。
この本は途中までは薬丸岳には珍しいタイプの話。
でも最後はやっぱり薬丸岳のお話だった。
ただ、題名は意味がわからなくて損しているのでは。
「匿名電話」の方が古臭いけどよかったと思う。
アノニマスコールなんて来年は覚えてないだろうなぁ・・。
読了日:9月24日 著者:薬丸岳
<妻に五千万円の保険金をかけたMの殺人は、
大成功のはずだった。
だが、謎の脅迫者の電話に悩まされることになる。
一方、五千万円の保険金をかけられた妻は、
夫の行動に不信感をもった。
どんでん返しに次ぐどんでん返し。
実際の事件に想を得た「―者」シリーズの原点となった
『仮面劇』を改訂改題して復刊>
この人には懲りたことがあって
二度と読まないつもりだったのだが
図書館の新刊予約の数が少なかったので予約した。
そしたらなんのことはない。
昔の話の改訂版だった。
「どんでん返しにつぐどんでん返し」
多用するどんでん返しの驚きは少ない。
読了日:9月27日 著者:折原一
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