読書リスト~2015年4月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題




ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

<太宰治の『晩年』を奪うため、

美しき女店主に危害を加えた青年。

ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。

今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。

本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く>


キャラクターの面白さで読んできたわたしみたいなのは

もう話に追いつかなくなっている。

ほんとの本好きの人じゃないと楽しめないのかも。


読了日:4月2日 著者:三上延



ダブル・プロット (講談社文庫) ダブル・プロット (講談社文庫)


<若い母親が死んだ真相と赤子の行方、

フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、

遅れて配達された年賀状に隠された犯罪…

傑作短編集>


受賞した当時に「焦げ茶色のバステル」を読んで

以来、結構続けて読んだ。

井上夢人になっても少し読んだけれど、

いま再び、岡嶋二人熱は来ないかなぁ。


長編を選ばなかったからいけなかったのかな。


読了日:4月19日 著者:岡嶋二人




西尾維新対談集 本題 西尾維新対談集 本題


<一線を走る彼らに、前置きは不要だ。

西尾維新が書いた5通の手紙と

それを受け取った創作者たちの、

「本題」から始まる濃密な語らい>


もちろん、小林賢太郎狙い。

言葉を大事にしているふたりの対談は面白かった。

覚えておきたい言葉もいくつかあった。


カードゲームを延々と文章でやっていたのは、

ちょっともったい気もしたけれど

小林賢太郎を知らない人には、

驚くカードゲームになっていればいいな。



いちばん小林賢太郎との対談にページをとっていた。

他は、「ハガレン」の荒川弘と

辻村深月を少々読んだくらい。


読了日:4月21日 著者:西尾維新,木村俊介,荒川弘,羽海野チカ,小林賢太郎,辻村深月,堀江敏幸




となりの蔵のつくも神 (ポプラ文庫ピュアフル) となりの蔵のつくも神 (ポプラ文庫ピュアフル)


<両親と兄と暮らすほのかは、

古い土蔵がある隣の家のおばあさんが気になっている。

―古道具に宿ったつくも神と人々の交流を描く、

温かなファンタジー>


畠中恵の「つくも神貸します」が面白かったから

違う人のつくも神を借りたら児童書だった。

児童書でも好きな話はあるけれど、これはちょっと違った。


読了日:4月26日 著者:伊藤遊



ステッチidees vol.14 (Heart Warming Life Series) ステッチidees vol.14 (Heart Warming Life Series)


ビーズ織の参考に見ている。

ビーズ織の本より響くものがあったりする。


そのほかにも日本刺繍や

クロスステッチの本をよくみている。


ビーズ織の本、少ないなー。



読了日:4月29日 著者:


出版禁止 出版禁止


< 題材は、ある「心中事件」。

死ぬことができなかった女性への

インタビューを中心に構成されたルポ

「カミュの刺客」は、

なぜ封印されたのか? >


★ネタバレ注意


ネタバレ書く人の理解力はすごいね。

おかげで解説を読んでわかったことがいくつか。

ネットがなかった時代だったら、

意味が分からないことが多いまま終わるこの話は

ヒットしてないだろうな。

ちょっと「しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術」を

想い出した。


いかにも何かありそうな名前をわざわざ平仮名にしてまでも

アナグラムに誘導してくれる親切心。

そこより違うところにヒントがほしかった。


出だしは面白かったのに

読み進むにつれワクワク感は消えた。

ブランチのお奨めは「満願」にしろ

鵜呑みにしてはいけないんだと自分の理解力のなさを棚にあげる。

で、刺客の雇い主は奥さんってこと?←まだわかってない^^;



読了日:4月29日 著者:長江俊和