ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
<太宰治の『晩年』を奪うため、
美しき女店主に危害を加えた青年。
ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。
今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く>
キャラクターの面白さで読んできたわたしみたいなのは
もう話に追いつかなくなっている。
ほんとの本好きの人じゃないと楽しめないのかも。
読了日:4月2日 著者:三上延
<若い母親が死んだ真相と赤子の行方、
フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、
遅れて配達された年賀状に隠された犯罪…
傑作短編集>
受賞した当時に「焦げ茶色のバステル」を読んで
以来、結構続けて読んだ。
井上夢人になっても少し読んだけれど、
いま再び、岡嶋二人熱は来ないかなぁ。
長編を選ばなかったからいけなかったのかな。
読了日:4月19日 著者:岡嶋二人
<一線を走る彼らに、前置きは不要だ。
西尾維新が書いた5通の手紙と
それを受け取った創作者たちの、
「本題」から始まる濃密な語らい>
もちろん、小林賢太郎狙い。
言葉を大事にしているふたりの対談は面白かった。
覚えておきたい言葉もいくつかあった。
カードゲームを延々と文章でやっていたのは、
ちょっともったい気もしたけれど
小林賢太郎を知らない人には、
驚くカードゲームになっていればいいな。
いちばん小林賢太郎との対談にページをとっていた。
他は、「ハガレン」の荒川弘と
辻村深月を少々読んだくらい。
読了日:4月21日 著者:西尾維新,木村俊介,荒川弘,羽海野チカ,小林賢太郎,辻村深月,堀江敏幸
<両親と兄と暮らすほのかは、
古い土蔵がある隣の家のおばあさんが気になっている。
―古道具に宿ったつくも神と人々の交流を描く、
温かなファンタジー>
畠中恵の「つくも神貸します」が面白かったから
違う人のつくも神を借りたら児童書だった。
児童書でも好きな話はあるけれど、これはちょっと違った。
読了日:4月26日 著者:伊藤遊
ステッチidees vol.14 (Heart Warming Life Series)
ビーズ織の参考に見ている。
ビーズ織の本より響くものがあったりする。
そのほかにも日本刺繍や
クロスステッチの本をよくみている。
ビーズ織の本、少ないなー。
読了日:4月29日 著者:
< 題材は、ある「心中事件」。
死ぬことができなかった女性への
インタビューを中心に構成されたルポ
「カミュの刺客」は、
なぜ封印されたのか? >
★ネタバレ注意
ネタバレ書く人の理解力はすごいね。
おかげで解説を読んでわかったことがいくつか。
ネットがなかった時代だったら、
意味が分からないことが多いまま終わるこの話は
ヒットしてないだろうな。
ちょっと「しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術」を
想い出した。
いかにも何かありそうな名前をわざわざ平仮名にしてまでも
アナグラムに誘導してくれる親切心。
そこより違うところにヒントがほしかった。
出だしは面白かったのに
読み進むにつれワクワク感は消えた。
ブランチのお奨めは「満願」にしろ
鵜呑みにしてはいけないんだと自分の理解力のなさを棚にあげる。
で、刺客の雇い主は奥さんってこと?←まだわかってない^^;
読了日:4月29日 著者:長江俊和