読書リスト~7月 | 基本、ビーズ織りnote

基本、ビーズ織りnote

【箱は笑いで満たされた。】
改題

2014年7月の読書メーター


読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2944ページ

<あらすじ>の抜粋は「BOOKデータベース」から。


星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫) 星間商事株式会社社史編纂室 (ちくま文庫)


<川田幸代。29歳。会社員。腐女子。

社の秘められた過去に挑む―。

本間課長は言った。

「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」

風雲急を告げる社史編纂室。

恋の行方と友情の行方は、五里霧中。

さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を!?>


恋人がいて、友達がいて、仕事があって、

書き物を待ってくれている読者がいて・・。

それぞれの場所でそれぞれの人が認め理解してくれている。

川田幸代、なかなか

いや、かなり幸せな人生じゃないでしょうか。


読了日:7月3日 著者:三浦しをん



私に似た人 私に似た人


<小規模なテロが頻発するようになった日本。

ひとつひとつの事件は

単なる無差別殺人のようだが、

実行犯たちは一様に、自らの命をなげうって

冷たい社会に抵抗する“レジスタント”と称していた。

テロに走る者、テロリストを追う者、実行犯を見下す者…

彼らの心象と日常のドラマを精巧に描いた、

前人未到のエンターテインメント>



小テロという表現の軽さが不気味。

いつ誰でもがテロリストになる可能性を示しているようだ。


読了日:7月13日 著者:貫井徳郎



零時の犯罪予報 ミステリー傑作選(46) (講談社文庫) 零時の犯罪予報 ミステリー傑作選(46)


<現代の気鋭が競うアンソロジーの決定版 >


高野和明「6時間後に君は死ぬ」狙いで

図書館に予約。

届いた本の古さは、

ページをめくると臭いまでしてきて

落ち着きもなく一編だけ読んで終了。

今度は「6時間後~」が

連作の一冊になっている本を読もうと思います。



読了日:7月15日 著者:高野和明,法月綸太郎,五篠瑛,若竹七海,池井戸潤,姫野カオルコ,北森鴻,薄井ゆうじ,倉知淳,逢坂剛



倒錯のロンド (講談社文庫) 倒錯のロンド (講談社文庫)


<受賞まちがいなしと自負した推理小説新人賞応募作が盗まれた。

―その“原作者”と“盗作者”の、緊迫の駆け引き。

巧妙極まりない仕掛けとリフレインする謎が

解き明かされたときの衝撃の真相>


わたしはいつも騙される気満点で読むので

叙述とわかっていても楽しんで読める。

だけど、

登場人物がちっとも魅力的じゃないので

だまされる以前に、すんなりと話に入り込めない。


折原一は奥さん(新津きよみ)ともども、やっぱり向いていません。



読了日:7月15日 著者:折原一



晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで 晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで


<漫画原作者・川富士立夏時代に

漫画雑誌「オフィスユー」に四年半にわたって

寄稿したエッセイに、

長編書き下ろし分を加え、高田郁の素顔に迫る一冊がここに完成>


今年読み始めていちばん好きな本、『みをつくし料理帖』。

その作者のエッセイは、

まったく期待を裏切らずに

「みをつくし~」の澪そのもののような人でした。

面白かったです。


読了日:7月22日 著者:高田郁



貘の檻 貘の檻


<真実は「悪夢」の中に隠されている――。

あの女が、私の眼前で死んだ。かつて父親が犯した殺人に関わり、

行方不明だった女が、今になってなぜ……

真相を求めて信州の寒村を訪ねた私を次々に襲う異様な出来事。

はたして、誰が誰を殺したのか? >


伊坂幸太郎と道尾秀介というと

是非とも読みたくなってしまうが

わたしはきっと

この人たちを理解できていないんだなぁと身に染みる今日この頃・・^^;



読了日:7月26日 著者:道尾秀介



豆の上で眠る 豆の上で眠る  ※ネタバレ注意


<行方不明になった姉。真偽の境界線から、逃れられない妹――。

13年前に起こった姉の失踪事件。

大学生になった今でも、妹の心には「違和感」が残り続けていた。

押さえつけても亀裂から溢れ出てくる記憶。

―ねえ、お姉ちゃん。あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんですか? >


※ネタバレ注意


家と学校が主な生活の場である小学生に

突然、そこは違う場所だからと説明して

ああ、やっぱりって納得するものかなぁ? 

最後のネタばらしは想い出を語るだけで薄い気がした。

小さいころからの奈美子の事情を主にした話と

万佑子の育った裕福な家庭のふたつの話を

時系列をばらばらにして交互に勧める、

湊さんお得意の書き方で書いてくれたら、

罪を二回も犯した気持ちが少しはわかったのかもしれない。

すでに結衣子の過去と現在が書かれているのに尚更ややこしくなりそうだけど。  

読了日:7月28日 著者:湊かなえ



夜の国のクーパー 夜の国のクーパー


<猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし>


「読んだ本に追加」・・・嘘です。早々挫折しました。

だめだと諦めてから

こちらの感想(※読書メーター)を読ませてもらって

やっぱり読もうと思ったのですが、だめでした(>_<)


伊坂幸太郎さんの本は合う合わないが気持ちいいくらいに分かれ、

合うのは「とても好き」に分類されます。

が、今回は残念グループ入りでした<(_ _)>


伊坂幸太郎と道尾秀介というと

是非とも読みたくなってしまうが・・・以下上記と同文(;_:)


今年二冊目の挫折本。



読了日:7月31日 著者:伊坂幸太郎

読書メーター


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