読んだ本の数:7冊
読んだページ数:3260ページ
七つの海を照らす星 (創元推理文庫)
読了日:6月8日 著者:七河迦南
ソロモンの偽証 第I部 事件
この厚さをほぼ一人の死だけでもたせている。
一人の死がどれほどの波紋を呼ぶということか。
一巻を読み終えて、
このまま二巻目に行くぞ!と思えずに
間に違う本を挟んで休憩。
二巻目は「裁判」が中心になって
新たな偽証があばかれる?
まだこの長い話の半分にも達していないなんて、
いったいどうやって話が進んでいくんだろう。
読了日:6月13日 著者:宮部みゆき
「ソロモンの偽証」のⅠを読み終えて
すぐにⅡに行く気がしなかったので
途中にこの本をはさみました。
感想じゃなくてすみません^^;
読了日:6月19日 著者:東野圭吾
題名通り、ぽわんとした優しい話。
最後に死神の正体が明かされるが
驚くこともなく
まぁ、そうだろうね、といった感じ。
頭を休ませたいときに向いていそうな本。
わたしの頭はいつも休んでいるので
余計ぽわんとしてしまったけれど。
読了日:6月20日 著者:知念実希人
大団円に一気にむかっているようで、
もう次巻で終わりかとがっかりしたら
まだもう一冊あった(^^)
居心地のいい場所から
それぞれが別の道に進んでいく。
わかりあいわかち合いしていた場所が
なくなるのは読み手としても淋しい。
「無骨でとっつきは悪いが、
信じ難いほど豊かで滋味に溢れている・・。
確かにそういう人を知っていた」
こんな言葉にじんとくる程、澪に心を寄せている。
人が生き生きと描かれているから、
こんな風に一緒になって、
もの悲しい思いや喜びや切なさも共有できるのだと思う。
この本に出逢えてほんとによかった。
読了日:6月21日 著者:高田郁
「疾風ロンド」を読んで
「真夏の方程式」をテレビで見て
「祈りの幕が~」と最近また東野圭吾づいてる。
30年もこの人の本と付き合っているのに、
まだ加賀恭一郎のシリーズは面白いと思える。
今でもこの人の本を読むときはわくわくするので好きなんだとは思う。
だけど、好きな作家と訊かれて東野圭吾と答えない。
登場人物の設定を替える事を赦すのがどうにも・・。
小説とドラマは別とはいえ、私は辻村深月の決断を推す。
大事な台詞がなくなっていることで
ドラマ化を認めなかった。あの時NHKに弁償金を支払ったのかな。
東野圭吾にも、自分の書いたものをもっと大事にして
読者のイメージを守って
設定を変えるならドラマにはさせないという決断がほしい。
読了日:6月23日 著者:東野圭吾
この本が戦争を賛歌しているとは思えなかった。
むしろ、戦争は悲壮なものだと訴えているように思えた。
でも厳しい評価を下し、
そのことを声にしている人たちが戦争賛歌だと言うのは
著者自身の発言が原因だと思う。
あとから「あれは冗談」という内容も
「九条教の信者」という言い方も、
言葉を仕事にしている人とは思えない粗末さ。
そういう考えの人が書く戦争反対はやはり少しきなくさいかも。