・ 蓮根豚ひき肉蒸し、大根おろし、しそ
・ 煮込みハンバーグ
・ なかおち、とろろ
・ たくあん、しそ、ごま
・ お味噌汁(若布・油揚げ・長葱)
・ ご飯
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娘には、焼肉とキャベツ。
わたしのハンバーグは冷凍してあったもの。
今日は珍しく時間をずらしてお客様がふたり。
少しばかり、バタバタしてしまった。
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三年前の今日は
横浜より先の心療内科に行っていた。
薬を出してもらっているときに地震が来た。
揺れが収まるのを公園で待っていたが
よく知らない土地にいるより、少しでも早く帰ろうと
駅へ向かった。
電車は止まっていたので、横浜行きのバスに乗ったが
揺れがひどいため、途中で運転をやめてしまった。
しばらくバスに留まったが、揺れが続いているのでバスを降り
歩いて横浜方面へ向かった。
その間ずっと、出かけている娘に連絡をしていたが通じない。
それがいちばん気持ちを焦らせた。
歩きながら、やめていた煙草をすごく吸いたくなったが
運のいいことに売っている場所がなかった。
もっと運のいいことに、15分くらい歩いたらタクシーを捕まえることが出来た。
タクシーの中で、やっと娘と連絡がついて
もっていた甘い飴を運転手さんと食べて、一息つくことができたが
手はずっと震えていた。
家に帰る途中でスーパーに寄ろうとしたら
停電で中に入ることもできず、コンビニでは品物がなくなっていた。
家に帰ると停電。
でも
近所の人が大きな缶に蝋燭をたてたものを持ってきてくれたり
仕事帰りの甥が来てラーメンを食べて行ったり
そのうちに娘も歩いて帰ってきたり・・
地震からたった5時間後にはもうご飯を食べることができていた。
その程度のわたしの3.11。
だけど、その程度でも
しばらくテレビニュースを見ることができず
下に流れる速報は紙で隠し見えないようにしていた。
家から出る範囲は限られ
出かける娘を異常に心配するようになった。
そして
3.11でも生活を改めようとしないもと家族に
その年の夏に、最終的な見切りをつけた。
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以下の詩は、9.11のときに書かれたそうです。
今日を後悔しないように生きる。
それは難しいことでも、その言葉は心に留めておきたいと思います。
暖かい家の中で温かいご飯を食べられる。
それは当たり前のことじゃない、ということも。
今日もご馳走様でした。
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「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと
だから 今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも
いつまでも 大切な存在だということを
そっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
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